05.友達 ページ6
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きっと…か。
じゃあ永遠に来ないかな〜。
いつも通り席に着こうとした
『 相川くんおかえり 』
「 え…?」
『 ふふっ 』
静かに笑うその姿に
胸がキュッとした。
なんだろうこの気持ち。
今日…聞きたい
聞こう聞こうと思って
聞けずもう帰り
やばいもうすぐ帰っちゃう。
「 あ、あの!」
『 …ん?』
「 大変恐縮なのですが…
あ、あの、」
坂「 ハッキリ喋れよ〜 」
「 と、と、友達…って呼んでも、いい、かな… 」
『 … 』
坂「 … 」
『 当たり前じゃん 』
坂「 相川と俺達は友達だろ?」
浦「 まさかの俺ら片思いしてた感じ 」
「 …あ、ありがとう!」
そらるさん
ボクに友達が出来ました
それから少しずつ学校生活が楽しくなっていった
『 相川くんおはよ〜 』
浦「 おはす 」
坂「 超眠い… 」
『 浦田くんって文系でしょ?
来年も一緒かもね 』
浦「 断る 」
そうか
来年は 理系と文系 で別れるのか…
坂「 俺はどこにも属せねぇわ… 」
浦「 相川くんは?」
「 ぼ、ボクは…理系、かな 」
『 え!勉強教えてよ!』
「 良いけど… 」
『 昼空いてる?』
「 お、お昼は… 」
『 あ〜そっかなんか決まってどっか行ってるもんね
じゃあ放課後とか?』
「 お、お昼でも大丈夫だよ… 」
『 ほんと!お願いします… 』
・
「 田中さん結構頭悪いんだね 」
『 理系だけは!』
「 ふふっ 」
そらるさんごめんなさい…
明日絶対行きます…
「 ボク文系苦手だから良かったら
教えて欲しいかも 」
『 任せて!』
?「 あれ〜?今日は彼氏に会いに行ってないんですか?
相川く〜ん 」
・
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作者名:抹茶 | 作成日時:2021年1月20日 5時