いつか、好きになる。【フィッシャーズ】 (ページ2)

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四月。朝ページ2

貴方視点

『行ってきまーす。』

ガチャ。

今日はだれかな？

マ「おはよう。A」

お、今日はマサイだ。

あ『おはよ～。マサイ。』

私の朝は絶対に幼馴染みの７人の誰かが迎えにきてくれる。
毎日「今日は誰かな～。」って予想するのが楽しい。まぁ、絶対に来ない奴が一人いるんだけど。

あ『シルク全然朝一緒になったことないな～。寂しいなぁ～。まぁ、学校で会えるからいいんだけど。』

マ「お前それ、シルクのこと好きなの？www」

あ『え～？普通に好きだけど～？』

マ「普通にってwww」

だって本当じゃん？幼馴染みとして普通に好き。ずっと一緒に居たんだし、嫌いになれなくない？恋愛対象として見たことはない。まだ恋もしたことないもん。

マ「お前ずっと気になってたんだけど、寝癖ついてんぞ。」

あ『は、うそ！？まって！直んない！？』

マ「ちょっとかして。」

あ『？ありがと～。マサイ。』

マサイが私の頭に触れる。
不覚にもドキッとしてしまった。

マ「はい。直った。」

あ『ありがとう…。』

マ「？どうした？」

あ『っ！眠いの！！』

マ「はいはい。」

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ずっとこの時が続けばいいのに。