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「…、早く決めろよ」
「えあ、うん。じゃあ、ハンバーグ、」
「ふは、ガキじゃん。可愛いなあ、」
誰がガキだって？？、
「うるさいよ、俺がガキならしょっぴーはおじいちゃんね」
「いやまだギリお兄さんだろ」
俺がガキなんじゃなくてしょっぴーがお昼にハンバーグを食べる胃を持ち合わせてないだけでしょ。胃が荒れちゃうもんね、知らないけど。
「え、うまっ、」
「いやめっちゃ美味そうに食うじゃん」
昨日実は頼もうか迷ったハンバーグは結構美味しくて、自分でもわかるほどに笑顔になってる気がする。ナイフで小さく1口サイズに切って、フォークに刺せばしょっぴーの前に差し出して。
これくらいなら胃も荒れないんじゃない？、いや胃が原因で食べるのを控えてるのかどうかは知らないけどね？
「…、はあ。」
「ん、美味い。」
「でしょ。俺ここのお店気に入ったかも、」
「とか言って、昨日教えてもらったばっかりなんだけど。」
小さく溜息を吐いたのは見逃してあげる事にして、美味しいって聞こえたからまあ良いや。
「あれ、…てかしょっぴーは何頼んだの？」
「俺？俺は頼んでないよ、」
「え、えなんで？！」
「や、特に理由は無いけど。」
「ええ、…体調悪いとか？それなら全然帰っても大丈夫だけど、俺払うし。てか俺しか食ってないし、？」
「あでも1人で帰れる？タクシー呼ぼっか？」
「いやちょっと待って、大丈夫だから」
「普通に。気分で食ってないだけで、体調悪いとかそんなんじゃねえよ。」
「んーーー、…でもなあ。」
いつまで経っても届かないしょっぴーの注文に何を頼んだのか聞いてみればまさかの何も頼んでないった事が発覚。ちょっと意味がわかんないんだけど、本気で体調悪いんじゃないかって心配。でも顔色は特に変わった様子は無いし、お腹すいてないだけ、？
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作者名：みゅうつう | 作成日時：2023年4月1日 17時
