ウチの末っ子は手に負えない Ⅱ (ページ16)

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「え、待って待って。俺空気？」

何てしょっぴーの呟きには今度は俺が大爆笑したんだけど。いや確かに多分あの子には俺しか見えてなかったんだろうけどさ、しんどい。待ってまじで、お腹痛い、

「お前笑い過ぎだろ」

「し、…しぬ、、」

「ほんと、泣いたり笑ったり忙しいヤツだな」

ひとしきり笑えば今度こそお昼にしよう、と昨日めめと一緒に行った所にしょっぴーも誘ってあげたら何か納得行ってなさそうだったけど、個室も取れるしって事でそこに決まった。

「お前ほんと目黒と仲良いよな、何なの？」

「え急に？なんなのって言われてもさあ、」

「普通に。お兄ちゃん的存在？」

「…、ふうん。」

俺の答えに満足いったのか、いってないのか。目線逸らしてるけどちょっと口角上がってんの気付いてるよ俺。何それ、嫉妬？とか言ってみたり。

「嫉妬なわけないじゃん、」

「ちぇ、つまんなーい。」

そこまで断言されると流石にちょっとへこむんだけど、いや俺がへこむ理由とか無いけどさ。

何頼もうかな、ってメニュー見てみれば昨日も見たはずなんだけど全部美味しそうに見えてこれまた困った。ハンバーグとか、お昼にしては重いかな。んーー、何にしよ、…

「嘘、やっぱ嫉妬したかも。」

「え、」

急なカミングアウトは心臓に悪いから辞めて欲しい。メニュー表からチラッとしょっぴーの顔を覗いてみれば少し頬を染めてまた目線を逸らしてる。ソレ癖なのかな、

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