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「え、てか佐久間くん朝コンビニでなんか買ってたじゃん。それは?」
「ああ、それなら休み時間にふっかに取られてたよ」
「あ〜、、」
「え何その目、やめて?言っとくけど俺ちゃんと佐久間に貰っていいか聞いたからね!?」
コンビニで佐久間くんの大好きなアニメの一番くじがあるらしくて最近は毎朝コンビニに寄ってから学校に来てたからそれ食べればいいのに、って思ったらふっかさんに食べられてたらしい。うけるね。
「だってコーヒーだよ??佐久間飲めないじゃん」
「まあ飲めたとしても流石にコーヒーじゃお腹はすくよね」
さっき阿部ちゃんに買ってもらったおにぎりとお茶を袋から取り出せば佐久間くんがキラッキラした瞳で俺の事を見詰めてきた。
「なに?」
「いや別になんでもないけど」
「ラウ肩凝ってない?揉むよ??」
「うわ露骨〜〜。」
岩本くんの隣から勢いよく立ち上がって俺の後ろに回り込む佐久間くん。
「別に肩は凝ってないかなあ」
「あ、え、そう??」
「じゃあ今度勉強教えてあげよっか!!」
「佐久間くんに聞くくらいなら阿部ちゃんに聞くかな?」
「そうですよね、流石にねはい。」
「負けてんじゃねえか」
俺の周りをわちゃわちゃと動き回る佐久間くんとその横で平然と佐久間くんから奪ったパンを食べてるめめ。なんかこう、もう少し罪悪感とかないの?
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みゅうつう(プロフ) - 塩麹さん» コメントありがとうございます!ゆっくりになると思いますが更新も続けていこうかなって思ってます、!! (12月12日 16時) (レス) id: 915dc05adc (このIDを非表示/違反報告)
塩麹 - このお話気に入りました。更新頑張ってください。 (12月12日 9時) (レス) @page12 id: 4e6137c4b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅうつう | 作成日時:2023年12月8日 9時