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「ふっかさん達次なに?」

「俺らは家庭科。ラウは?」

「うへぇ、… 俺は数学。」

「お前ほんと家庭科嫌いじゃん」

「やる意味がわからないもん」




家庭科なんて本当にやる意味がわからない、料理なんて家でやってれば勝手に上達するし裁縫なんてもってのほか。そんなことに時間かけるくらいなら数学の問題解いてた方がまだ有意義に過ごせる。




「数学の方が無理だけどな俺は」

「天才様の考えることはわかんねえな」

「俺が天才なんじゃなくて翔太くんが頭弱いだけでしょ」

「お前今日当たり強くない??そろそろ泣くよ俺らも」

「あは、ごめんごめん」

「好きだから許して」

「ざつ〜〜〜」




そんなこんなで雑談を続けていれば授業終了のチャイムが鳴り響いた。グラウンドで片付けをしてたクラスメイト達も挨拶を終えてから昇降口へと向かう、めめ1人を除いて。




「おつかれ〜」

「うっすおつかれ〜」

「おかえりめめ、めっちゃかっこよかったよ!」

「あまじ?てか見てたんだ」

「当たり前じゃん、流石得点王だね」

「たまたま得意なだけな?」

「嘘じゃんバスケでも活躍してたでしょ」

「あれもたまたま。」

「たまたまばっかじゃん!!」




俺らの方に向かってきためめに3人で労いの言葉をかけながら一緒に昇降口へと向かっていく。当然俺らとふっかさん達の靴箱は違うわけで、もちろん行く先立って違うから上靴に履き替えたあとはすぐにバイバイしたけど。




「じゃあね〜、また部活で」

「送ってってやろーか?」

「いや別に大丈夫」

「とか何とか言って寂しいんでしょ?」

「いやまじで大丈夫だから」

「えー?でも _」

「いいって!!またね!!俺たち着替えるから!」




うん、… すぐ、というかだいぶ粘られたけどなんとか別れを告げて更衣室へ歩きを進める。道中で出会った康二くんも交えてさっきの動画のことを話したりなんなりしながら。ちなみに俺はもちろん5時間目に保健室なんて行ってないから様子を見に行って俺がいなかった先生は俺を見つけ出して事情を問い詰めたんだけど、当たり前だけど2人のことを売ったよ。俺は悪くないからね。まあ何でとは言わないけど6時間目にふっかさんと翔太くんからのLINEは止まらなかったかな。









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みゅうつう(プロフ) - 塩麹さん» コメントありがとうございます!ゆっくりになると思いますが更新も続けていこうかなって思ってます、!! (12月12日 16時) (レス) id: 915dc05adc (このIDを非表示/違反報告)
塩麹 - このお話気に入りました。更新頑張ってください。 (12月12日 9時) (レス) @page12 id: 4e6137c4b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅうつう | 作成日時:2023年12月8日 9時

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