ごぉー ページ7
私にとっては、関わりたくない存在だった。それはa国に居た時から、魔女だからと言ってその力を戦争に利用していたからだ。私のこの力がない限り、戦争には勝てなかったから……
「お礼……ですか？」
???「あぁ、そうだ。私はこの国の総統グルッペン・フューラーだ。お前の名は？」
「私は……まなです……先程仰ったお礼って何ですか？」
gr「私の幹部の怪我を診てやったそうだな？そのお礼だよ」
「そんな大した事はしていません、私はこれから別の場所へ行くので……」
私が何処かへ行こうと、後ろを向いた。
その時、総統が言葉を放った。
gr「a国の幹部であり、魔女であろう？」
zm「は？」
「！何でそれを……あ…」
私は思ったことをつい口に出してしまっていた。
それに気づいた私は、後々後悔してしまった。
総統さんは私の一言で、クックッっと笑っていた。
gr「やはりそうか！俺の首を取りに来た訳でも無さそうだが……先程の質問に応えよう、俺はa国の外交の場で1度だけお前を見ている」
「私は会ったことが……」
gr「無いだろうな……魔女だと自慢されたからだ。とにかくお礼だ！強制的に来てもらうゾ！」
(きょ、強制って………断っても無理なの！？)
その後私は”強制的に”城へと連れて行かれた。私がa国の幹部であり、魔女でもあるにも関わらず、何故地下牢に入れないんだろうっと不思議に思いながら、何処かの部屋に向かった。
(普通敵国の幹部を発見したら、地下牢に入れて、拷問すのに……常識的に考えて……)
私はこの事で、頭を悩ませていた。
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作者名：harurua | 作成日時：2023年3月7日 20時
