Dear過去と未来をつなぐ僕ら

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Kota.Y



涼介「ねぇ、…薮ちゃん？」

宏太「ん？」

涼介「薮ちゃんは……もし俺が…ここからいなくなるってなったらどうする？」



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俺を真っ直ぐ捉えた涼介の瞳は揺らぐことなく真剣だった。



宏太「俺は、涼介を止めるよ。どんなことがあっても」


涼介「例えば…俺が……」



"人を コロシ タ"としても…？"





宏太「……俺は涼介がそんな事しないって信じてるから……」


涼介「そっかぁ……笑」







この時の涼介は、忘れることはない。







儚くて、脆くて……



とても壊れそうで、




いなくなってしまいそうだったからだ。




宏太「なぁ、涼す…」

ｽﾀｯﾌ「山田涼介さん。ソロでスタンバイお願いしまーす。」

涼介「はい。」


この俺の声が彼に届いていたら。



きっと未来は、少しでもかわっていただろう。

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