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名前 ページ5

Aside



「ほら、国木田君もたまには遊んであげればいいじゃないか」





「別に俺は猫と遊びたいわけでは・・・!」





誰かの口論(?)が聞こえてきて目がさめる。





顔を上げると、ソファーの前で太宰さんと国木田さんが何かを話していた。





太宰さんは相手をからかうように笑っているが、国木田さんは慌てたような怒ったような顔をしている。





「あれ?Aさん起きました?」





後ろから声がして振り返ると、賢治さんがいた。





どうやらずっとここにいてくれたらしい。





「Aちゃん起きたの!?ほら、国木田君!たまには名前で呼んであげなよ!」





「だ、太宰・・・!」





太宰さんが国木田さんの背中をぐいぐい押す。





国木田さんは戸惑うように私を見ると、





「猫・・・いや、A」





と小さく呟いて私の頭に手を伸ばした。





「にゃ」





初めて名前を呼ばれた事の嬉しさと大きな手で撫でられている心地良さが相まって、思わず目を細める。





「あー!国木田君が笑ってるー!!凄いよ見てご覧敦君!」





「太宰貴様!!」





太宰さんが子供みたいに大声を上げたが、言い終わった直後に国木田さんの拳がお腹にのめり込んでいた。





そのまま太宰さんは国木田さんに引きずられて行ってしまった。





なんとなく賢治さんを見上げると、二人が消えた方向を見てにこにこと笑っていていろんな意味でゾッとした。





ちなみに、敦さんは国木田さんの笑顔を一瞬だけ見る事が出来たのか、驚きと嬉しさが混じったような顔でこちらを見ていた。

恐ろしき異能力→←猫じゃらし



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のこ太(プロフ) - カナさん» カナさん、ここまで支えてくださって本当にありがとうございました!!応援が思ったよりも励みになることを実感させられましたよ本当に。カナさんの方こそ、お体に気を付けてお過ごしください(^-^)/ありがとうございました!! (2016年12月25日 20時) (レス) id: 62fcbd0269 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - お疲れ様でした! (2016年12月25日 20時) (レス) id: 4007a8bca9 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 完結おめでとうございます!少し寂しいですが、これからも体には気をつけて過ごしてくださいね、 (2016年12月25日 20時) (レス) id: 4007a8bca9 (このIDを非表示/違反報告)
のこ太(プロフ) - こどくなおうじ。さん» ありがとうございます!頑張りましたよ・・・。結構グダグダしたとは思いますが、ここまで読んでくださって本当に嬉しいです。ありがとうございます!! (2016年12月25日 20時) (レス) id: 62fcbd0269 (このIDを非表示/違反報告)
こどくなおうじ。(プロフ) - 完結おめでとうございます! (2016年12月25日 20時) (レス) id: 49348a965b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のこ太 | 作成日時:2016年9月17日 21時

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