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和みのたい焼き ページ11

潤一郎side



「Aちゃん!!偶然ですわね、どうしてここに?」





嬉しそうにAちゃんに駆け寄るナオミ。





「敦さんにたい焼きを食べて欲しかったんです。お二人はどうして?」





「この前Aちゃんが美味しいって話してくれたから気になっててね。来てみたンだよ。」





紙袋をAちゃんに見せるように持ち上げると、敦君とAちゃんは納得したように頷いた。





「折角だから一緒に食べたいんですけど・・・ここ二人掛けですし、他のテーブルも空いてないですよね」





キョロキョロ辺りを見回す敦君。確かに、お昼時を少し過ぎているとはいえ、空いているテーブルがない程度には人がいた。





「うーん、どうしましょうか・・・」





困ったように黙り込むAちゃん。それを見ていたナオミは、突然思い付いたようにあっと声を上げて、Aちゃんの手を引いて椅子から立たせた。





「えっ?な、ナオミさん?」





驚くAちゃんに、ナオミは、





「探偵社で食べましょう!ほら、敦さんも!」





と言って笑った。






「美味しいね・・・!」





「美味しいですわ・・・」





「でしょう!?んー、にしてもお二人が五つもたい焼きを買ってるだなんて・・・。そんなに食べるつもりだったんですか?」





たい焼きを食べてうっとりしている僕達に、ナオミから貰ったであろうたい焼きを食べながらAちゃんが問いかける。





「本当は僕達四人で食べようと思ったンだけど、Aちゃんがいっぱい食べそうだから一個ついでに買ったンだ。まさか二人も食べてるとは思わなかったよ」





「成る程・・・。だったら敦さんも食べましょうよ!」





Aちゃんは紙袋からたい焼きを出し、それを敦君に差し出す。





「いいの?だったら一個貰おうかな。ありがとう。」





敦君は嬉しそうにたい焼きを受け取り、そのままたい焼きを食べ始めた。





それから和やかな雰囲気で四人で話し始め、小さなパーティーみたいになってしまった。

納得いかない話→←意外な二人



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のこ太(プロフ) - カナさん» カナさん、ここまで支えてくださって本当にありがとうございました!!応援が思ったよりも励みになることを実感させられましたよ本当に。カナさんの方こそ、お体に気を付けてお過ごしください(^-^)/ありがとうございました!! (2016年12月25日 20時) (レス) id: 62fcbd0269 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - お疲れ様でした! (2016年12月25日 20時) (レス) id: 4007a8bca9 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 完結おめでとうございます!少し寂しいですが、これからも体には気をつけて過ごしてくださいね、 (2016年12月25日 20時) (レス) id: 4007a8bca9 (このIDを非表示/違反報告)
のこ太(プロフ) - こどくなおうじ。さん» ありがとうございます!頑張りましたよ・・・。結構グダグダしたとは思いますが、ここまで読んでくださって本当に嬉しいです。ありがとうございます!! (2016年12月25日 20時) (レス) id: 62fcbd0269 (このIDを非表示/違反報告)
こどくなおうじ。(プロフ) - 完結おめでとうございます! (2016年12月25日 20時) (レス) id: 49348a965b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のこ太 | 作成日時:2016年9月17日 21時

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