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柊「あれはかなり精巧に作られていて素人には無理がある。

まだ黒幕がいる、俺はそれが知りたいんだ。

なにか教えられない事情でもあるのかな?」


甲斐「そんなもんあるわけねーだろ」


柊「そうだな夜の8時まで待ってやる、それまでに全てを明らかにしなければ...

この中から10人が犠牲になる、そのうちの一人は姫宮にしようか?」


『は?私?』


諏訪「ふざけんな、Aは関係ないでしょ!?」


柊「甲斐、お前がどんな選択するのか楽しみだよ。

Let's think。」


そう言って教室を出て行ってしまった、諏訪ちゃんはまだ苛立っている。

正直、私が死のうが死なまいがどうでも良かった。

だって、卒業したらどうせ消えるつもりだったから。


茅野「傷害事件?」


宇佐美「あ、ほら前にぶっきーが話してたじゃん」


逢沢「それって、景山を助けた事件」


宇佐美「え?あの事件に澪奈も関わってたの?」


逢沢「あぁ景山が不良に攫われそうになった所を甲斐が助けたんだ。

俺も先生との会話を撮影した時に知ったんだ、景山は甲斐にすごい感謝してたよ。

恩人だって。」



すると茅野ちゃんは甲斐君の方に近づいてった。


宇佐美「え?ちょ、待って」


茅野「あの、その説は澪奈を助けてくれてありがとうございました!」


甲斐「は?」


茅野「前に澪奈が攫われそうになった時、助けてくれたんでしょ?」


甲斐「だったらなんだよ」


茅野「そんなあなた達が澪奈を陥れるために動画を撮らせたなんて思わないしなにか事情があったんじゃないかなって...」


甲斐「そんなもんねーよ」


そう言って甲斐君は教室から出ようとした。

けれども、茅野ちゃんは諦めなかった。


茅野「私でよければ相談乗るし、力になることがあれば協力するから!」


甲斐「何言ってんだよ、何も知らねぇくせに首突っ込んでくんな」


茅野茅「何も知らないから皆どうすることもできないし、話してくれればきっとわかることもあると思うから」


甲斐君は教室から出て行ってしまった。


諏訪「あーあ、甲斐が拗らせちゃったよ」


茅野「え?」


小宮山「これで甲斐が黙り決め込んでAが死んだらあんたのせいだから」


水越「そーだよ、間接的にAを殺 したことになるねぇ」


茅野ちゃんは黙り込んで、空気が悪くなってしまった。


河合「何もしてないのに偉そうなこと言わないでよ」


魚住「茅野ちゃんはあんたたちよりこの状況をどうにかしようと頑張ってるよ!」

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月乃派(プロフ) - ヤ、、ヤバイ続きが気になる。続きを楽しみに待ってます (8月9日 23時) (レス) @page23 id: 67461f2801 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります!更新楽しみにしています! (2022年8月6日 1時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
らんらん - 最高に面白くて、続きが気になる!作者さんのペースでいいので更新頑張ってください!!! (2021年8月15日 0時) (レス) id: f9ad85b8f6 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぷそ - めっちゃ面白かったです!更新無理しない範囲で頑張ってください! (2021年7月26日 18時) (レス) id: 248a07275b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きを楽しみにしてます!! (2021年6月12日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木とホタテのハーフ | 作成日時:2021年2月21日 1時

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