《AD彼女_02》___Ryosuke.Y

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八乙女「おい！山田！！」



ドアが閉まった瞬間、
もの凄い勢いでひかが俺の両肩を掴む


涼介「な、なんだよ！？」



八乙女「……お願い！
菜々ちゃんのLINE教えてー！」


涼介「はぁ？呆
俺もLINEは知らねぇし。
てか、さっき自分で聞けば良かっただろ？」


八乙女「ほとんど話したことないのに、
急にLINE聞くとか失礼だろーが！」


涼介「いやいやいや、
だからって俺に聞かれても…」


八乙女「この前相談に乗ってやった恩を忘れたのか！？」



涼介「………あー、、まぁ確かに…。
でもさぁ、どんだけ年下だと思ってんの！
俺の7個下だよ？ひかなんて10個下だよ？
もう犯罪だろ。」



八乙女「俺は純粋な心の持ち主なんだよ！
年齢差なんて気にしない！」


涼介「…怖っ。」

八乙女「とにかく！絶対に菜々ちゃんのLINE聞けよ！」







………はぁ。

言い出すと聞かない性格なのは昔から。
もう諦めて言う事聞こう。

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