《AD彼女_02》___Ryosuke.Y (ページ22)

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涼介「よっしゃ、
今日はりょーちゃん特製の
美味しい朝ご飯作っちゃおーかなー。」

A「やったー！」

涼介「二日酔いさんはまだ寝てなさい！笑」

二日酔いってバレてたか、、、笑

お言葉に甘えてもう少し
ベッドでゴロゴロすることにした。

しばらく何もせず

ボーッとしている間に
眠ってしまったみたいだ。

薄っすらとした意識の中で
ドアがガチャっと開く音が聞こえた。

涼介「A、ご飯出来たよ。
もう起きれる？」

目を開けると

エプロン姿の涼介が
ベッドに腰掛けて私の頬を撫でていた。

………

A「こんな素敵な旦那さんがいてくれたらなぁ…」

涼介「ん？旦那さん？」

A「…ハッ！！いや、違うよ！
なんか私…変な事言ったよね！？焦

ごめん！寝ぼけてたかも！」

私トップアイドルに何言ってるんだ！

結構シビアな問題に触れてしまった気がした、、

引かれたかな？

涼介「いつか手に入るよ、素敵な旦那さん。」

A「そ、そうかな？へへっ焦」

涼介「うん。
俺も、素敵なお嫁さん手に入れる予定。いつかね。」

A「そっか！…」

そのお嫁さんは誰？

なんて、冗談でも聞くのが怖くって
当たり障りのない返事をした。

自分から言い出した事なのに

なんかとても気まずい。

A「一眠りしたらお腹空いちゃった！ご飯食べよっ！」

気まずい雰囲気を吹き飛ばすように

ベッドから降りてリビングへ向かうと

ダイニングテーブルには
それはそれは豪華な朝食が並んでいた。