3年A組短編集4 (ページ15)

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カラオケ.Kai(ﾘｸ) ページ15

※甲斐じゃなくて片寄くんになっちゃうかも

もしかしたらならないかも。

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『はーやとっ。』

「あ?」

『今日の放課後はお暇ですか』

「暇じゃないって言ったら嘘になる。」

『暇なんだね。

素直に言いなよ。』

「うるせーな。」

「てか要件なに」

つっっっっっっっっっっめた。

『冷たいなぁ。

…カラオケ行きたいんだけど。』

「…行きたいなら行けば?」

『え、行こうよ。』

「俺歌えねーし。

てか魚住とか宇佐美とかといけよ。」

『今日用事あるって。

隼人行けない感じ?

ならいいや。』

「あっそ。」

もう。本当に彼氏なのかってくらい冷たいよ。

『真壁と行くわ。』

「は?」

『真壁〜』

真「ん?」

『今日カラオケ行かなi…「やっぱり行く」』

『え?』

「真壁わりぃな。

なんでもない」

真「そ、そう?」

と頭を傾げながら前を向いた。

『ちょ、なに？さっき行かないって。』

「気が変わった

てか彼氏いんのにほかの男と行こうとすんなよ」

『…ごめん?』

「お前は俺の女だろ。

ほかの男にベタベタすんな」

『ベタベタはしてないけどね。』

「いいから。

カラオケ行くんだろ。

行くぞ」

『はーい。』

それから近くのカラオケ店に入った。

『何歌う〜?』

「先歌え」

『なんなの…ほんと…。

じゃあこれ。』

私は好きなバンドの歌を歌った。

「…案外うまいんだな」

『そ?ありがと』

「ん」

『隼人も歌いなよ』

「…しょうがねーな。」

隼人は男性7人グループの曲を選曲した。

「この空の下で＿＿＿＿＿＿＿＿」

『うっっっま』

「そうか?」

『歌手になれば?』

「やだよ。」

それからも何曲か歌ったりした

『はぁ〜楽しかった』

「久々に歌ったわ」

『ほんとそれ。』

「また来ような」

『うん!!』

ツンツンな彼だけど、すごく優しいんです。