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Kai.Hiiragi ページ10

私には好きな人がいる。



だけど付き合ってはいけない人


だって…



_教師_



だから。
.


.


.
柊「だれかこのプリントを美術室に運んでくれるやつはないか」





『私やります!』




私はすぐに手を挙げた。




柊「じゃあよろしく。」



『はい』



私は返事をして先生と美術室へ向かった。




『これどこにですか?』



柊「じゃあここに。」




先生は奥の机を指した。




柊「ありがとう。」




『いえ。』




私が美術室を出ようとした時




柊「なぁ」



先生が私を呼び止めた



『なんですか?』



私は先生の言葉を待つ。



柊「山崎は…甲斐と付き合ってるのか?」




『…へっ!?』



先生から聞かれると思ってなくて

言葉を失ってしまった。




柊「いや、すまない。…気にしないでくれ」





先生はそう言って奥の部屋に入ろうとした。





『まって!』



そういうと先生は立ち止まった




『わたしは、甲斐と付き合ってませんよ』




「…そうか。ありがとう。」



と微笑んで中に入っていった。




『…今の微笑みはなんだろ?』



「微笑みって?」



『わぁ!…びっくりしたぁ…』



甲「人を幽霊みたいな目で見んな!」




急に話しかけてきたのは隼人だった。




『てかいつからいたの』




「…微笑みって?ってとこ」




『…最後か。』




「てか何話してたんだ?」




『甲斐と付き合ってるのか?って聞かれた』



「はぁ?なんだそれ笑


…まさか。」



『隼人?どうかした?』



「いや、なんでもねーよ。

…ちょっと先言っててくれ。」



『?…わかった。』



理解できないまま私は教室へ戻った。



唯「あ、おかえり。…あれ、隼人は?」



『なんか…先行ってろって。』



唯「…ふーん(なんかあったのかな)」



『なんかあったのかな〜…』



唯「なんか事情でもあるんじゃない?」



『…だよね。笑』



唯「(まさか…ブッキーも好きとか…?)」







_kai.side_
俺は空音が言ってたことが気になった。





_甲斐と付き合ってるのか?って聞かれた_





なんで柊がそんなこと聞くんだ?




そんなことを考えながらドアをノックする



コンコン
ガチ


柊「甲斐か。どうした」




「ひとつ聞きたいことがある」




柊「聞きたいこと?それはなんだ?」




「なんであんなこと空音に聞いたんだよ」




柊「…山崎言ったのか笑」





「答えろよ」






※区切り悪いので次に…

.終→←.終



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作者名:夢 叶 | 作成日時:2019年2月18日 18時

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