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揺れる想い.S.M(リク) ページ39

※里見くんと真壁くんのお話になります。
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私は、高校に入学して一目惚れした人がいる。



1年のとき、同じクラスで隣の席になった彼。



クラスに馴染めない私に声をかけてくれたり



友達の少ない私と仲良くしてくれて



その影響で友達も増えて。



授業で分からないことあれば先生みたいに



優しく丁寧に教えてくれた。



私はそんな彼に恋をした。



あ、その人物まだいってなかったね。笑



その彼ってのは"真壁翔"だ。



1年から3年の今まで奇跡といってもいいほど。



クラスを離れたなかった。



それもあるのか、より仲が良くなったと思う。



だから今でも変わりなく仲良くしてくれる。



時が経つごとに翔に対する想いは増えて。



そろそろ告白…なんてできるわけもなく…




『いつになったら気づいてくれるんだろう…』



私は花恋と話してる翔に呟いた。


すると



「だれが?」



後ろから声をかけられた。




『わっ!…里見くん…』



その人物は私の近くにいた里見くんだった。




「そんな驚く?笑

…で、さっきの呟きはなにかな」



『…いや』



「真壁?」



『へっ!?…や、ちがう!』



真「空音どうした?笑

そんな大声出して」




『え、なんでもないっ!気にしないで〜ハハ』



真「変なやつ笑」



と前を見て花恋との会話に戻った翔。



「図星なんだ。笑」



『はぁ…』



「好きなの?」



『(コクン)』



すると里見くんは少し眉を下げた。



「…あいつ、いいやつだもんなぁ」



『うん。…とってもね。』



「そりゃ、惚れるわなぁ…」



『…』



「あいつ、影でめちゃ人気者なんだよ。」



あまり騒がれないけど隠れファンは結構いる。



『知ってる。笑

…って里見くんも人気者じゃん!』



里見くんなんて親衛隊がいるくらいだからね…



「まぁな。」



否定はしないのかい。




『なに、なわか不満あるの?笑』



「あるっちゃあるよ?」



『なになに?笑』



私はすごく気になって聞いてみた。



「別にモテるのはいいんだけどね…


好きな子には振り向いてもらえないんだよ。」



え、里見くんって好きな人いたの



『え、里見くん好きな人いたの!?』



「ちょっ、少しボリューム下げようね?」


と口を塞がれた。



『ご、ごめん笑』


「周りにバレたらちょっと面倒だから。笑」


『気をつける笑

…里見くんの好きな人って、誰なの?』



私は少し声のボリュームを下げて聞いてみた。

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作者名:夢 叶 | 作成日時:2019年2月18日 18時

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