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.[完] ページ37

後ろから石倉に呼ばれ、ハグされた。





『いし…くら?』





「…逢沢と話しすぎじゃね?」




『そ、そうかな?』





そんなに話してたかな。






「今日だって、ずーっと逢沢だったじゃん。



呼んでもなんか考えてるし。



話せたと思ったら逢沢んとこ行くし。



今だって、逢沢といただろ。」




と声を震わせながら伝えてきた。




『…ごめん』




「ごめんとか聞きたくねーから。」





『…』






「おれより、逢沢の方がいいか?」






『えっ…』






私はそんなこと言われると思ってなくて。



ビックリしてしまった。




『それは…ない。』





私はそろそろ動画について告げようと思った。




『ねぇ、石倉』





「なんだよ。」





『逢沢にさ、動画教えてもらってるでしょ?』






「また逢沢かy…『聞いて』…」




『あれね、石倉も関係してるんだ。』





「は?どーゆーことだよ。」




石倉は腕を離し、体をこちらに向かせた。




『私、写真部なの知ってるでしょ?』




「あぁ。」





『写真は撮ったらそのまま動かないでしょ?


だけど、動画だったらそれが動いて見れる。』




「うん。…え、どーゆーことだよ…」



『だから…

石倉との思い出を動画でも残しておきたいとおもって。』





「…」




『それで、写真の撮り方は分かるけど…


動画の撮り方はよくわかんなくて』




「それで、逢沢に教えてもらってた…と?」






『そう…です。』




私はしっかりと告げたつもり。



石倉は頭をかいたと思ったら



こちらを向いて。




「それだったら最初から言えよな?」




『はい。…すいません。笑』





「し、嫉妬したじゃねーかよ」




『あ、嫉妬してたんだ』



「気づいてなかったのかよ…」



と呟く石倉。





「これからは俺も混ぜろ」




『え、石倉も!?』




「なんだよ、ダメなのかよ」




『ダメじゃないけど…カメラあるの?』




「…買いに行こ」




『笑笑笑…仕方ないなぁ〜!行くよっ!』




「おう!」



私達はカバンを持ってダッシュで学校を出た。



その光景を逢沢が撮ってたのはあとから知った。









こんな感じでいいのか…?笑

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作者名:夢 叶 | 作成日時:2019年2月18日 18時

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