Jealousy.Nakao(リク) ページ27
※Jealousy=嫉妬
中尾と涼音付き合ってません。
.
.
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私と蓮は2年の後半くらいから付き合ってる。
好きなんだけどね?
好きなんだけど…
…涼音と近すぎるっ!!
涼音は嫌いじゃないよ?
だけど…ん"んんん…
なんて思ってると…
里「なぁなぁ」
里見がトントンと肩を叩き話しかけてきた。
『お、どした?』
里「最近どーなの?」
『どーなのって?』
どーなのってなにさ。
里「中尾だよ。なーかーお!笑」
『蓮?』
里「喧嘩とかさ、しないのかなーって笑」
喧嘩…か。
あんまりしないけど…
『今日、起きるかも』
里「え?今日?」
里見は驚いていたが私は蓮に視線を向けた。
するとちょうど目が合った。
私は急いで目を逸らし、里見の会話に戻った。
里「どゆとこ?」
あ、まだ説明してなかったよね。
言いにくいけど里見なら…!
『…蓮が、涼音と近いから』
と告げると里見はニヤニヤしだして。
里「あれか、…嫉妬だろ。笑」
『…うん。』
里「たしかになぁ…あれはどう考えても近いな」
『だよね!?』
里「でも、それは空音だけじゃないんじゃね?」
『え、どーゆー…』
私だけじゃないってどーゆーことよ。
里「だから、嫉妬してるのは空音だけじゃなくて、中尾もしてるかもよ?」
中尾見てみ?笑といわれチラッとみてみると
悲しい顔と怒っているような顔をして
こちらを見ていた。
『あっ…と…これはどうしたら?』
私は耐えきれなくて里見に聞いてみた。
里「どうするって…
ちゃんと話すしかないんじゃね?」
ちゃんと話す…か。
里「じゃ、頑張れよ?」
と立ち上がった里見
『え、どこ行くの』
里「花岡んとこいく。」←沙良
あ、そっか…復縁するとかしないとか言ってたな
『あ、りょうかい…ハハ』
里見が頑張れよ。と去ったあと蓮がこちらへ。
私は怒られると思い机に伏せる。
足音が止まって前の椅子が引かれた音が。
「空音。」
『…』
「顔上げて?」
『…』
私はゆっくり顔をあげた。
「…なんで、目逸らしたの?」
顔は怒っているけど
質問する口調は優しくて。
『…蓮が、』
「ん?」
『蓮が、涼音と…近くて、その…』
「そのなに?」
たぶん蓮は最後まで言わないと分からない。
いや、分かっているけどわざとだ。
『…嫉妬した、から。』
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作者名:夢 叶 | 作成日時:2019年2月18日 18時