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真「いや、里見がトイレ行ってる間に…ね?笑」




『うん。流れ的に…ねぇ?笑』




里「しかもなんか仲良くなってるし…」





なんでそんなに気にするんだろう?





真「里見?どうした?」




里「おれも…」




『おれも?』




里「おれも名前で呼んでほしいなぁ…って。」



あ、そんなこと?



真「なんだ、ヤキモチか。」



里「はっ!?そんなんじゃーねーよ!」



と頭をかく里見くん。


そして私を見た。



『…海斗?』



里「は、やべ」



なんて顔を隠してる海斗



『あ、くん付した方がよかった???』



ちょっと不安になったから聞いてみた。



里「いや、付けなくていい!…海斗で大丈夫。」



と慌てる海斗くん。




真「あ〜…俺だけだったのになぁ…名前呼び。」




『友達増えたからいいけどね。笑』




真「…ハハ笑(そこじゃないんだけどなぁ…笑)」




『あ、まだ学校の配置わかんないんだよね』




そうだよ。先生忘れてたのかな。




真「じゃあ…まだ帰るのに早いし見てく?」



里「それいいじゃん!」



真「え、里見もくるの…」



里「は、ダメなのかよ。」



真「ダメではないけど…」



里「じゃあなんだよ…って、まさか!」



真「あ、それ以上は言っちゃダメなやつ!!」



里「なるほどな。…俺もだよ」



真「え、里見も!?」



さっきからなんの話…?

わたしだけ仲間はずれ??



『ねぇ…さっきから何話してるのー?』



と声をかけると2人は


「「なんでもないよ!」」



と揃って言った。



『ほんとに?』



真「ほんとだって!笑」



里「ほら、空音ちゃん行くよ!」



『?…はぁい』


と納得しないまま見学が始まった。


その後ろで


里「さっきの話。…負けねぇから」


真「俺だって。」


とバチバチになっていたことは知らない。
.


.


.
そこから色んなことを話しながら


全部案内してもらった。




真「ここで終わりかな。」



『この学校は結構広いんだね。』



里「無駄にな笑」



『よし、覚えたっ!2人とも案内ありがとう!』



真「全然!普通に楽しかったしね」



里「あぁ。…またわかんなくなったら言ってね」



『うん!ありがとう!』



ともう一度お礼を伝えた。





里「そろそろ…帰るか?」



『そうだね。…って結構暗くなってるね〜』



もう外は真っ暗だった。




真「おれ、送ってくよ」



『え、悪いよ!』



真「いや、この道結構不審者情報やばいんだ」



『そ、そうなの?』

.[完]→←.



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作者名:夢 叶 | 作成日時:2019年2月18日 18時

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