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それでも.Taketi(リク) ページ15

高3になった今、私は好きな人ができた。





親友である華に今から話します。





『ねぇねぇ華』




「なに?」




『私ね、好きな人ができた。』




「うそ、須永じゃないよね!?」




須「あ?俺がなんだって?」




『なんでもないなんでもないっ!

須永!気にしないでくれ!』






と須永には誤解を解いといた。






『ちょ、華!声でかいよ』



「ごめん…でも須永なの?」



『え?ちがうよー!笑』



「え、じゃあ…だれ?」



『武智』



「え?」



『ん?』



「もう1回いってくれる?」



難聴かな?



『武智』



「武智…って…お笑いの?」



『いや、ちゃうちゃう。笑笑』



「え、じゃあ…あの武智?」



『それはどの武智かな?』



「武智大和」



『あ、正解』



「うそでしょ!?あの武智!?」






華が大声でいったためみんなの視線が集まった






唯「なになに?武智がどうかしたの?」



『いや、なんでもないの!』



涼「そんな慌てて否定なんて…」



愛「怪しい」





えぇ…華ぁぁ!!





「なんか…ごめん。テヘ」





てへっ!…じゃないわぁ!!




唯「で、武智がなに?」



『あーんと…』



「言っちゃったらいいのに…」



『んー。…あのね、好きな人ができて。』



涼「えっ!?だれだれ!」



『…武智』



「「「えっ?」」」





あれ、なんでみんなそんな反応するん。






「ほら、みんなこうなるんだって…」




唯「空音それ本気?」





と真面目な顔で問うてきた。





『本気だよ。』




私も真剣な眼差しで返す。




涼「てっきり…真壁かと思ってたけど…」



愛「まさかの武智…笑」




「私は武智だろうが応援する!」



唯「…私達も応援はするよ。」




その言葉に2人も渋々頷いた。



『ありがとう!…じゃあ告ってくるね!』



「「「「えっ!?」」」」



なんか後ろで聞こえたけど…まぁいっか!



後ろから聞こえてくる声を無視して私は走った

.


.


.
それから私は武智を探した。



あ、いた!!



『武智せんせー!!』




私がそう呼ぶと振り返ってくれた



武「おぉ山崎か。どうかしたか?」




『ちょっとお話したいことがあって』




武「話したいこと…?」




『はい。…あ、場所って移動できますか?』




武「なんだ、ここじゃダメなのか」



『あぁ。はい。』



武「わかった。じゃあ空き教室に行こう。」



そういわれ、私は武智に着いていった。





※区切りが良いので移動します

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作者名:夢 叶 | 作成日時:2019年2月18日 18時

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