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身長差.Satomi ページ12

私は昔から身長が低い。





だから小学生の時なんか…





「チビ」

「小さすぎて見えなかった笑」

「え、年下でしょ」





なんて散々言われてた。






遊園地だって小さすぎて乗れないものばかり






だから私はこの身長のせいで人生滅茶苦茶だ。





今だって…18歳にもなって身長は148cm…





毎日牛乳も飲んでる。縄跳びしてる。





…なのに何がいけないんだろう?





私には未だにそれが謎だ。





それに私は高3になってめでたく彼氏ができた。





その彼氏こそ人気NO.1のあの男





里見海斗だ。




それに関しても悩みがある…。




海斗は好きだよ?




だけど…身長が高い…。




いや、いいんだけどね?




いいんだけど…目立つ。





私の小ささが…際立つのぉ…





だから並びたくはない。





遠近法なら…まぁいける。





でもそうはいかない。





だから決めました。





今日から背伸び生活始めます。




『おはよー』



唯「おはよ。…ホントにやってんだ…笑」




涼「…キツくない?」




愛「気にしなくてもいいのに…可愛いし。」




『涼音以外は身長大きいからいいよね。』



涼「ちょ、私も空音よりは大きいけどっ!」



『ごめんごめん笑』



唯「無理しすぎてつらないように気をつけなよ」




『うん。ありがと!唯月』



そう3人とは仲がいいから伝えておいた。



やっぱ3人とも大好きだわ。


なにがなんでも応援してくれる。


感謝してる。






そんなこと思いながら席に戻る。





真「おはよ」




『おぉ。真壁おはよ』




真「…身長気にしてんの?」




『え、なんで知って…』




まだ3人にしか言ってないはず…



『なんで知って…「蓮だよ。」…涼音ぇ…。』



まぁ可愛いから許す。




真「一言言うけど、俺はそのままが良い。」




とだけいってどこかへ行った。


真壁の背中を見送ってると




里「なに、真壁に目移りしたの?」



と声をかけてきた海斗




『わっ、びっくりしたぁ…

…ってちがうよっ!』




里「そう?ならいいけど。

…て、あれ、なんか違う」




あ、気づいちゃった?




『そ、そう?』



里「なんか身長が…違う。


…あ、背伸びしてる。」




『気づかれた。』




ついにバレちゃったよ。



里「なんで背伸び?」



『…身長差気になる。』



里「別によくね?おれ結構好きだけど。」



『チビだし』




里「それがまた可愛い。」









なにこれ?

嫉妬.Seo(リク)→←.終



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作者名:夢 叶 | 作成日時:2019年2月18日 18時

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