【歌い手】ドM系歌い手とヤンデレ系ストーカー【うらたぬき】

11日目 ページ12

「じゃあうらさん、俺達もう帰るわー」
「あっおう、気おつけろよ」
「うらたんもなー！！」






てことで来ました、Aさんの家

初めてきたけど案外普通なんだなあ…


「浦田さん、お飲み物。何がいいですか？」
「あーえっと、じゃあお茶で」
「分かりました」


……怪しいものも無いし…この人ほんとに
俺のストーカーなんだよな…?


「それでAさん、話とは?」

「あぁ、それなんですけどね、
今日はすいませんでした」


正直俺は言葉が出なかった
何故か？それはこの人が謝る、という言葉を知っていたからだ←


「や、別に悪いだなんて…それに俺も無理矢理巻き込んだみたいな形になってましたし…こちらこそすいません」
「浦田さんが嫌な思いをしていなければ別にいいんです。大丈夫そうですね」

「まあAさんのおかげでみんなに上手く伝えることが出来たんで、」
「それは良かったです」



そう、これは本当のことだ



「じゃあもうこの話はやめにしよう、解決したことだし」
「そうですね、では浦田さん、お風呂、入りますか？」
「なっ、おっ、お風呂…!!??」



確かに泊まっていくとは言ったが一応家は隣同士、風呂ぐらい自分の家で入ったって…
しかもこの人の考えることだから盗聴とか盗撮とかするんじゃ…



「あぁ、さすがにお風呂ではしませんよそんな事」
「……声、出てました？」
「いえ、大体分かりますよ」




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