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『すっ、すいませんでしたぁ!!』
綺麗なフォームで土下座を決めながら謝る。
ライオンの彼は楽しそうにニヤニヤと此方を見ている。
クソッ。ムカつく。
『まぁ元々あげるつもりでしたけど、此処は貴方の
城じゃ無いし私やラギーくんは貴方の召使いじゃ無いので!』
『この学園の1生徒でしょう?』
決まったぜ。
ちょっとイラッとしたからキッパリ言ってやった。
「...ハハハッ。お前は本当に面白ぇなァ。」
「シシシッ。そおッスね。
Aちゃんの言う通りッスよレオナさん。」
『...貴方も女の匂いしたとか言うんですか?』
「ありゃ、あんま驚いてくれないんスね。」
そりゃそうだ。2回目はないぞこの野郎。
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「で、アンタは誰なんスか?」
デジャヴ。前も聞かれたよライオン様に。
この2人は頭がキレるのだろう。直ぐに私が部外者だと気付いた。
『ラギーくん。今から信じ難い事言うから落ち着いて聞いてくださいよ。』
「わかったッス。」
『私は.......』
レオナさんの時と同様、私が此処にいる理由を説明した。
「ええ!異世界から来たんスか?!」
「おい。声がデケェよラギー。」
『この事はご内密に。』
因みにだけど、今は3人でご飯を食べている。
細いわりにラギーくんはよく食べるみたい。
『そういえば、質問があるんですけど良いですか?』
「なんスか?」
ナイトレイブンカレッジについての疑問が沢山ある。
『何で人によってベストの色が違うんですか?』
「そいつが入ってる寮の色だよ。」
「7寮あって、俺らはサバナクロー寮っス。」
サバナクローか、カッコイイな。
「Aちゃんが着てるのはイグニハイド寮っスね。」
饒舌な人が珍しい寮だっけ
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夏美(プロフ) - 碌無者さん» あっ、そうなんですね!馬鹿丸出しでお恥ずかしい……。すぐ直します! (2021年5月1日 8時) (レス) id: 585ae669d5 (このIDを非表示/違反報告)
夏美(プロフ) - 面影草さん» ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!ありがとうございます! (2021年5月1日 8時) (レス) id: 585ae669d5 (このIDを非表示/違反報告)
碌無者(プロフ) - 苗字のことを言いたいならファーストネームではなくファミリーネームですね! 大変楽しく読ませて頂いてます、ありがとうございます!! (2021年4月22日 14時) (レス) id: 0a4b7a6801 (このIDを非表示/違反報告)
面影草(プロフ) - デイヴィスがデイビスになってますよ(コソッ 素敵な話なので続編も読ませていただきます (2021年4月19日 13時) (レス) id: ad0305c35a (このIDを非表示/違反報告)
夏美(プロフ) - どんさん» わかりました!下手くそな自作絵になるかもですが今度載せますね。 (2021年4月3日 13時) (レス) id: 585ae669d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏実 | 作成日時:2021年3月20日 7時