-146 ページ3
.
「学園長はどうしてここに?」
「ユウくんが元の世界に戻る方法について調べに来たんですよ。ちゃんと忘れていませんとも」
「私優しいので。やはり調べ物と言えば図書室ですからね」
最後の一文以外全部要らねぇなぁ。
一言どころか三言余計なんだが。
「別に新しく入った小説の続きが気になって誰よりも早く借りに来た訳ではありませんから」
タヒんでしまえ〜〜〜〜!!!!!
「オッホン。所で、皆さんお揃いで険しい顔をしてどうしたんです?」
「それが…………」
-------------------------
「───成程。そんな事が……」
「首輪を外してくれと謝るのも嫌だけど穏便に寮長を説得できる気もしない、と」
「まぁ、そんなとこ」
まったく。とんだ我儘坊主だぜ。
エースってば頑固だな。
「そうですねぇ。そんなに寮長とウマが合わないというのなら、転寮するという選択肢もありますが」
『手続きとか結構面倒くさそう』
「A君の言う通り、変えるとなるとかなり面倒な手続きや儀式が必要になりますよ」
「転寮かぁ。でもそれって、アイツに負けて逃げてる感じがしてスッキリしねぇなあ」
何でそこまで張り合おうとするんだよ。
負けず嫌いなのは別に構わないけど、ここまでくると損しそう。
「ふむ。ではローズハート君に決闘を申し込んで君が寮長になっちゃえば良いんじゃ無いですか?」
『「「「「「えええええええーーー!?!?」」」」」』
そんなんありかよ!?
.
34人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏美(プロフ) - レオナの嫁さん» ありがとうこざいます!!(号泣) (2022年10月12日 6時) (レス) id: 585ae669d5 (このIDを非表示/違反報告)
レオナの嫁(プロフ) - 受験生は忙しいですよね💦ゆっくり更新していってくださいね。待ってます😁 (2022年10月11日 22時) (レス) @page23 id: 5c31e1afd7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夏実 | 作成日時:2022年5月16日 16時