検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:8,017 hit

2話〜行方〜 ページ3

ふしぎ星には7つの国があり、各国それぞれに役割がある。

 おひさまの国は、ふしぎ星には欠かせないおひさまのめぐみを作り出し、国々を照らし続ける。
 月の国はふしぎ星の夜を守る。
また、宇宙とふしぎ星を唯一繋ぐ星の泉を管理したりもしている。
 メラメラの国はおひさまのめぐみを熱に変え、ふしぎ星全体を暖めている。
気温を管理するのも役目である。
 しずくの国はおひさまのめぐみの力を使い、水を水蒸気にし雲を作り出す。
 タネタネの国は全ての植物の母と言われるマザーツリーというとても大きな木の管理。
また、そこからなる様々な種類の種が、ふしぎ星中の植物の元となっている。
 かざぐるまの国は巨大な風車がいくつもあり、そこから風を送り出していく。
そしてメラメラの国の熱や、しずくの国の雲、タネタネの国の植物の種など、様々なものを循環させる役割がある。
 宝石の国はおひさまの恵みの力で、鉱山から採れたものを加工して、あらゆる物を作り出す。

 今日はその国々のプリンセスがおひさまの国に集まり、第一回プリンセスパーティーを行うことになっている。
パーティーは午後1時から始まるのだが、現在の時刻は11時であり、城下町に居たシャインには時間の余裕が無い。
 急いで帰ったとしても20分はかかるけれど、そもそもそんな時間を全速力で走ることなんて出来ない。
そこからお風呂に入り身体を綺麗にして、身支度をして……などをしなければいけない。
 プリンセスとして、何がなんでも遅刻だけは避けなければいけない事実だった。





「ファインとレインが見つからない……?」

 彼女がお城に戻ると、直ぐさま駆け寄ってきた見習いメイドに最初に言われた言葉だった。
本当はメイド総勢で探したいところだが、パーティーの準備でそこまで手が回らないとのこと。

「わかった、私も探すよ。報告ありがとう」

そう言って額の汗を袖で拭い、疲れきった足を動かす。
 彼女の姉達は性格は真反対だが、驚くくらい一緒に行動している。
多分、今も一緒に行動しているだろうから、姉達が行きそうなところを、しらみ潰しに行ってみるしかないだろう。
 そう考えながらも、彼女の足は的確に中庭へと進んでいっていた。


《作者から》
現在、テスト期間中なんですけど、これ書くの楽しすぎて全く勉強してないです←
明日から本気出します(嘘)

3話〜小麦畑〜→←1話〜少女の名〜



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
設定タグ:ふしぎ星の☆ふたご姫 , 夢小説 , みつご姫   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さくら x他1人 | 作成日時:2018年8月25日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。