第285話 ページ46
said Sano
万「……あ、今日って半日卒業式の練習じゃね?」
ド「今頃かよ……」
そーいや今日は昼から行こうってなったのはこれがあるからじゃん。
Aの事考えてたから忘れてた、と後悔する俺にケンちんは呆れていた。
ま、仕方ねぇよな。
恋は盲目って言うし、うん。俺は悪くねぇし。
渋々体育館へ向かい、少し覗こうとすると
それほど近くにいるわけじゃねぇから耳を済ましながら近づくとそれは耳を疑う話だった。
「大西くんは分からないけど小鳥遊さんは今日から来てるはず…
練習が始まるまでもう暫く待ってみて、それでも来なかったら先生探してくるね。」
____は?
万「…なんで、Aがいねぇの?」
気がつけば声が出ていた。
……だっておかしいだろ。
真面目の中の真面目を貫いているAが、こんな面倒な練習でも力を入れてするのにいないなんて。
華「マイキー?……あなた来てたの?」
万「んな事はどーでもいいんだよ。
Aがいねぇってどーゆーことって聞いてんの?」
体調を崩したのならまた別の話。
でもあいつは滅多に風邪を引かない。
今日来ていないのならまた別の話。
でもあいつは来ている。
だから尚更おかしいんだよ。
華「わかんないよ私だって。朝は出会ったのに…」
万「ちゃんとここには来たんだな。
……ケンちん俺探してくる。」
ド「…早く見つけろよ」
そうと決まれば俺は土足のまま校舎の中へと走って行った。
…土足のまま。
だって脱ぐのが面倒じゃん。
…特別嫌な予感とかはなかった。
でも、不思議だなって思っただけで…
万「…クソッ」
……違ぇだろ。
言い訳するな。
俺は早くあいつに会いたいだけだ。
会って、謝って、話を聞いて、誤解を解いて、前みたいな関係に戻りたいんだろ。
だから今日、朝っぱらから来たんだろ。
万「何処だよっ……」
校舎が2つあるから、まずは体育館から近い北校舎を1回から4階まで一つ一つ教室を見て回った。
それでもいなくて南校舎の3階まで探したがそれでもいなかった。
だから残るは……
4階の音楽室。
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モチモチ(プロフ) - シオンさん» お楽しみに〜って感じですね! (2022年7月16日 21時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - モチモチさん» 絶対出番ありでしょう〜〜(*゚∀゚*)そこで飛び蹴り〜〜 (2022年7月15日 17時) (レス) @page48 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - マイキー出番あり……かも???笑 (2022年7月12日 19時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - マイキーはよ〜〜助けてやって〜〜 (2022年7月11日 22時) (レス) @page45 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - 沙耶さん» ハッピーエンドになります!させます!!笑 はい、ありがとうございますっ☆ (2022年7月11日 22時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モチモチ | 作成日時:2022年5月21日 21時