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153話 ページ31

伏黒side





カツカツと、地面を歩く音しか聞こえない。前を歩く五条先生は、さっきからかなりの殺気が漏れていた。

上層部の元へ近づく度、それは増す一方。


鬼殺隊の人もそれは感じ取っていた。





五「恵。」



いつもよりトーンの低い声で名前を呼ばれ思わず肩がビクッと反応してしまった。



伏「…なんですか」



間が空いたが悟られないように、落ち着いて返事をした




五「色々迷惑かけたね、ごめん」



伏「…は?」




覚悟を持って聞いた結果、まさかの謝罪の言葉。



伏「珍しいですね、先生が謝るなんて。」



五「僕をなんだと 伏「でもどうして急に?」


…僕が話してるのに被せないでよ!」




めんどくせぇな、なんだよこの茶番。



伏「用件を早く言ってください」



五「はぁ、辛ぁ…。まぁいいや、僕がヘマをしてみんなには迷惑をかけた。大きく負担がかかった人だっている。

特にAには大きくプレッシャーをかけすぎた。
その結果あんな有様だ、ほんとに教師失格だよ。

今だって、恵が獄門疆を運んでくれなきゃ僕はここにいない。」




「ありがとう」の言葉を最後に言ってこっちを振り返る。眉を下げて、目を細め今にも泣きそうな、そんな表情。




正直、驚いた。



先生だって、あんな表情するんだ、と。




実際どう思っているのかは分からないけど、こんな五条先生を見たのは初めてだった。



伏「五条先生…」



五「鬼殺隊の方もありがとね、君たちがいなかったら今のAはいなかったよ。」



煉・伊「…」






なんだそれ、そんな言い方じゃあまるでこれで最後みたいな言い方じゃねぇか。




伏「五条先生…」




不安になってくるだろ…。




伏「…獄門疆で封印されてから頭がどこか打ちましたか?」





そろそろ頭が大丈夫かどうか。








五「エッ、ちょっと恵!!ここは“五条先生…そんなことないですよ”って言うところ!雰囲気大事!今の発言ぶち壊しみたいなもんだけど?!」



なんだよそのストーリー性。


……やっぱり心配だ。






伏「感動の雰囲気とか今はどうでもいいでしょ。第一、五条先生がいなかったら何も始まらないんですよ。ほんとしっかりしてください。」






煉・伊(生徒の方がしっかりしてるぞ、、、)





五「嬉しいような嬉しくないような…。ま、ここで見返してあげるよ。」





そして、とある扉の前に着いた。

















___そう、上層部がいる扉に。

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モチモチ(プロフ) - 美咲さん» ぜひ読んでみたいです!!時間がある時読ませていただきます!! (2021年12月19日 15時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - モチモチさん» 私も今、鬼滅の刃の小説を書いているんです‼️時間があったら見てみて下さい‼️ (2021年12月19日 12時) (レス) id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - 美咲さん» うわぁーーん!!めちゃくちゃ嬉しいです(TωT) ありがとうございます!! (2021年12月19日 10時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 凄くおもしろかったです‼️4時間位で最初から読んで来ました‼️頑張って下さい‼️ (2021年12月19日 5時) (レス) @page45 id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - メロン♪さん» お気遣いありがとうございますっ!そうなんですね!!!ぜひ読ませていただきます✩.*˚ (2021年11月21日 8時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モチモチ | 作成日時:2021年10月22日 13時

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