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138話 ページ14

花「おい、そこの前髪」



夏「ははっ酷い言われようだなぁ〜」



花「お前だろう、“本物”の獄門彊を持っているのは」





…本物?獄門彊はもともと1つだけでしょう?



偽物があったっていうの…?






花「Aは騙されてたけど我は騙されんぞ」



夏「別に騙したわけじゃないよ??ただ、私は君たちがこちら側につくために少し頑張っただけなんだ。」



花「んなもん一緒だろうがっ!」



苛立ちの含んだ声に、その場にいたみんなが動かなくなる。




夏「まあまあ、でも良かったじゃないか。こうして君ができて自由に動けるわけだし。私はそう思うよ?

花呪蘭、君となら私と一緒に術師だけの世界を作ることが必ずと言っていいほどできるんだ。

だってそうだろう?人間がいるから呪霊が生まれる、君も現に生まれているが、花宮Aの魂もあるわけだからこれからの心配は要らない。

花宮Aのことを忘れて自由の身になれるんだ。」




平気な顔をしてツラツラと言葉を並べる夏油に腹が立ち、怒りをぶつけた。




し「巫山戯ないで下さいッ!!
黙って聞いていれば好き勝手言ってますけど私たちがそんなことをさせるわけないでしょう?!!


何を考えて言って… 花「ねぇ、何度も言わせないでって言ってるよね?学習してよ」っ…」



最後まで言えなかったのは花呪蘭がこちらを睨んだから。


まるでAに睨まれているようだった。




夏「…私たち側につくのならば、一石二鳥だ。さぁ、どうする?(まぁ、つかないと言っても力ずくでつけるのみだけどね)」



花「はぁ…私があんた達の方につけばいいの?」



釘「Aやめろ!!私はお前と戦いたくないんだよ!!」



伏「考え直してくれ!! 今ならまだ間に合う!!」



顔色1つ変えることなく、無表情のまま夏油にゆっくりと近づく花呪蘭。カツカツと花呪蘭の足音だけが響き渡る。




花「…」



夏油の目の前まで立つ。
表情は今ひとつ変わっていない。




夏「(…これでこちらの勝利が確定するね)
術師だけの世界を作ろう、これからよろしく花呪蘭。」




胡散臭い笑顔を貼り付け手を差し伸べる夏油。






花「ええ、」




そん返事をして手を伸ばしかけたところで








パシンッと乾いた音が鳴り響いた。

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モチモチ(プロフ) - 美咲さん» ぜひ読んでみたいです!!時間がある時読ませていただきます!! (2021年12月19日 15時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - モチモチさん» 私も今、鬼滅の刃の小説を書いているんです‼️時間があったら見てみて下さい‼️ (2021年12月19日 12時) (レス) id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - 美咲さん» うわぁーーん!!めちゃくちゃ嬉しいです(TωT) ありがとうございます!! (2021年12月19日 10時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 凄くおもしろかったです‼️4時間位で最初から読んで来ました‼️頑張って下さい‼️ (2021年12月19日 5時) (レス) @page45 id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - メロン♪さん» お気遣いありがとうございますっ!そうなんですね!!!ぜひ読ませていただきます✩.*˚ (2021年11月21日 8時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モチモチ | 作成日時:2021年10月22日 13時

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