137話 ページ13
しのぶside
鬼舞辻がここへ来て数分後の事だった。
花「…あ〜!みーつけたっ、鬼さーん!」
声の方へ目をやると、そこにはAの姿と伏黒くんの姿が。
でもAがいつもと違うことに違和感を覚えた。戦いの場となればいつも笑顔を見せなかったあのAがニコニコと笑っている。
甘「Aちゃんが笑って…」
みんなもそれにどうやら気づいたようだった。
無惨「チッ…やはり来たか」
夏「?あれが計算外のやつかい?」
無惨「そうだ。」
Aが計算外…?
花「も〜…軽ーく蹴っただけで吹っ飛んでいかないでよ。つまんないじゃんか」
軽く蹴って吹っ飛ぶ…?
どんな力で蹴ってるの?!
し「ちょ、A…?どういうことですか?」
現状報告をして欲しい。そう思って“A”に問いかけた。けどその答えは予想外の答えだった。
花「…あんた誰。」
し「え…?だ、誰って…っ!…こんな時に巫山戯てないで答えてください!」
おかしい…。
目の前にいるのはAなのにAじゃない…。
花「はぁ?別にふざけてない、我は花呪蘭って名前があるもん」
し「花、呪蘭…?」
AがAじゃない。
花呪蘭…?一体それはどういうこと…?
無惨「そいつは呪霊だ。」
し「えっ…?」
それはつまり敵ってこと?そんなっ…!
釘「おい!伏黒!!どういうことよ!!」
伏「っ…」
釘崎さんが伏黒くんに怒鳴った。
バツが悪そうに顔を顰め下を向く伏黒くん。
花「…まぁまぁ。みんなそんなに責めないであげてよ。この子は悪くないんだしさ〜。」
ケラケラと笑う花呪蘭にしれを切らした不死川さんが声を荒らげた。
不「っ!呪霊ってどういうことだ!!花宮!!答えやがれ!!!」
カ「Aお願い!!なんとか言って!」
カナヲも珍しくいつも以上に感情的になっていた。
花「…」
花呪蘭はそんな2人に対し、手のひらを向けた。
みんなが「?」となった瞬間、赤黒い円球が出来てものすごいスピードで2人の足元目掛けておちた。
不「っ…てめぇ、!」
カ「なっ、んで…?」
恐らく呪力でしょう。カナヲと不死川さんがの足元のコンクリートが粉々になっている。
花「あのねぇ…、人の話ちゃーんと聞けない人私大嫌い、あとうるさい、我は花呪蘭と何度言えばいいの。」
そういった時の目は多分一生忘れられない。
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モチモチ(プロフ) - 美咲さん» ぜひ読んでみたいです!!時間がある時読ませていただきます!! (2021年12月19日 15時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - モチモチさん» 私も今、鬼滅の刃の小説を書いているんです‼️時間があったら見てみて下さい‼️ (2021年12月19日 12時) (レス) id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - 美咲さん» うわぁーーん!!めちゃくちゃ嬉しいです(TωT) ありがとうございます!! (2021年12月19日 10時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 凄くおもしろかったです‼️4時間位で最初から読んで来ました‼️頑張って下さい‼️ (2021年12月19日 5時) (レス) @page45 id: 352f7f8a03 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - メロン♪さん» お気遣いありがとうございますっ!そうなんですね!!!ぜひ読ませていただきます✩.*˚ (2021年11月21日 8時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モチモチ | 作成日時:2021年10月22日 13時