否定 ページ21
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数日もすると体力は大幅に回復した。
こんなにも身体が軽いのは久々すぎて、相当体力がなくなってたんだろう。
そして荒れ果てる日本に、私は不安が募る一方だった。
『チームアップ…、ですか？』
ホ「はい、もう既に動き始めている最中です。」
『でもそんな責任重大な任務、私には務まりません…』
そんな中、ホークスさんたちによるチームアップに私にも任務が与えられた。自信喪失した私にはもう、彼らの足を引っ張ることしか出来ない。
俯く私に、ホークスさんはある言葉を放った。
ホ「まずは人の力を信じること。それが君にとって最も重要な事だ。」
『…？』
ホ「これ、サー・ナイトアイさんがあなたに向けて言った言葉でしょう？」
『っ！？…どこでそれを…』
確かにサーが八斎會の時、私に向けて言った言葉だ。
酷く懐かしく感じ、手に力が籠った。
そして、ホークスさんはそんな私を他所にまた言葉を放つ。
ホ
「後ろには振り返らず、ずっと前だけを見るんだぞ。
まだ見えない何かがそのうち見つかってくる。今はまだ分からなくても、一緒に見つけていこう。
……そして、これオールマイトが君に放った言葉。」
『っ、』
ホ「言吹Aさん、僕は君に問います。……本来の自分を見失っているのなら、どうして本音を心の奥に閉じ込めているんです？…なぜ自分自身を否定するのですか？」
ホークスさんの言葉全てが今の私には図星だった。本音を閉じ込め、何をしても自分はダメだと否定している。
そもそも、自分自身の本音の声なんて何も聞こえやしない。
ホ「サー・ナイトアイさんやオールマイトの言葉に今からでもいいので耳を傾けてみて下さい。今の君に1番大切なその2つが欠けていますよ。」
『…分かりません』
ホ「何がです？」
『ホークスさんが、どうしてそこまで私を必要とし、そうやって言葉をかけてくれるのか…。』
ホ「……」
『もしかして、おじいちゃんですか…？昔お世話になったとか、助けてもらったとか…、そんな経由で私を気にかけているんですかっ…？
もしそうなら、もうやめてください…。私はおじいちゃんの代わりになれるようなことなんて出来ないし、失望して後悔するのはホークスさんですよ、』
おじいちゃんみたいなヒーローなんて、私にはもう無理なんだ。
そうやってまた1つ、自分自身を否定した。
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モチモチ(プロフ) - ああめさん» 書いてていつもそう思います…。けど辞められなくて😭 温かいお言葉ありがとうございます…！ (2月21日 23時) (
レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
ああめ - とっても面白かったですし、読みやすくて、すぐに読み終えてしまいました！原作に夢主を混ぜ込むのはとっても難しいと思いますが、更新ゆっくり頑張ってください！✨ (2月18日 14時) (レス) @page43 id: b64360ae0d (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - りささん» えー！嬉しいです頑張ります(><) (10月20日 0時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - 一気読みしました！更新楽しみにしています！🤍 (10月16日 0時) (レス) @page27 id: abbef9466e (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます😭なかなか更新できないんですけど頑張りますね…！ (9月15日 21時) (レス) id: 832328d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モチモチ | 作成日時：2023年1月24日 9時
