言葉で紡いだ未来【MHA】 (ページ35)

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悔やんでますページ35

「これを獲るの？無理無理〜、諦めなって〜！」

『聞いちゃダメです爆豪さん、ただでさえキレ症なんだから……。ハチマキを取ることだけを考えてください。』

爆「てめぇは一言余計だゴラァ！！」

『ふぅーっ…………【氷結】』

私はそう言って私は右手に冷気を溜め、下から上へと氷結を放った。

それも、前とは比べ物にならない速さで。

『…出来たっ……！』

《おーっと！？言吹、これは1ｰA 轟の個性のコピーでB組の騎馬に攻撃したァ！！これもありなのかァ！？》

香「問題無し！！試合続行よ！」

「しまった……！反応に遅れたっ…」

『…爆豪さん、今！！』

爆「よっしゃぁぁあ！！」

「なっ！？」

爆豪さんはなんともまあお得意の乱暴さで相手が首にかけていたハチマキを下から上へ取り上げるように奪い取った。

切「よし！！一気に1360ポイント逆転だ、これを守り抜いたら俺たちも勝ち残る！！」

『もう絶対取られないでよね…！私の頑張り…！』

山《爆豪チーム！チーム協力のおかげで一気に2位に登り詰めたァ！！！》

爆「まだだァ！！」

瀬「まだ取る気か！？」

『あーもう…！どうせ緑谷さんでしょ…！？』

残り10数秒…これ間に合うの？

私たちは爆豪さんが爆破でまた飛んでしまったので、氷で覆われている2チームがいる所へと向かった。

『瀬呂さん…！また爆豪さんがタイムアップまでに落ちそうだったらもう一度拾い上げてください！』

瀬「はいよ！」

爆「半分野郎ー！！」

山《タイムアーップ！！》

…惜しくも爆豪さんは1000万のハチマキが取れず、ものすごく悔やんでいた。

『ちょ…大丈夫…？』

駆け寄ったはみたが彼は地面を手で叩きつけていて、納得がいってなさそう。

『…結果は、2位だからまだ良かった…』

切「まあ、あいつは納得しねぇけどな」

爆「っ〜！！だァァァァ！！！！」

…どんまいとしか言いようがないけどねそれは。

切「…にしても、言吹。

お前の個性の個性はコピーだったんだな〜！遅くなったけど今やっと分かったぜ……」

『ぁ……う、うん、』

切「じゃあな、次も頑張ろうぜ！」

……早く、みんなに言える日が来るといいな。