言葉で紡いだ未来【MHA】 (ページ27)

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彼女は今日お休みページ27

麗日お茶子
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麗「あれ？Aちゃんまだ来てないん？」

蛙「そう言えば、まだ見てないわね」

切「一昨日さ、警察官の元に行ってなんか話したまま俺たちみんな先に置いて帰っちまったじゃん？それと何か関係あんのかなー」

USJ襲撃事件から、2日。

麗「(昨日は臨時休校になって、自宅待機だったけどいつも来る時間に来ないなんて…)」

そう思いながら隣の席であるAちゃんの机を見つめる。

教室の中はUSJの話題で持ち切りだった。

上「しっかし！どのチャンネルも結構でかく扱ってたよなー」

切「びっくりしたぜ！」

耳「無理ないよ。プロヒーローを排出するヒーロー科が襲われたんだから。」

響香ちゃんがそう言うが、みんなは(デクくん以外)無傷で生還。もちろん、私もその1人やった。

Aちゃんも目立った外傷はなかったからくるはずなんやけどな…。

飯「みんな、朝のHRが始まる！！私語を謹んで席につ着けー！」

いつもならAちゃん、うるさいなぁ…って言って笑うのに、今日はそれがない。
今日はそれが無くてなんだか、寂しかった。

芦「梅雨ちゃん、今日のHR誰がやるんだろ？」

蛙「そうね、相澤先生は怪我で入院中のはずだし…」

前の2人がそんな会話をしていると、前のドアが開く音がした。

相「おはよう。」

全員「相澤先生復帰早ぇ！！そしてあの怪我どこいった！？」

誰もが驚愕した。

私たちは確かに聞いた。
腕や顔の骨折…後遺症が残るかもしれないって…。

相「怪我は……まあ色々あって治った。」

全員「説明適当すぎんだろ！！」

みんなの鋭いツッコミは他所に私は先生に聞いた。

麗「相澤先生！Aちゃん、まだ来てないみたいなんですけど、」

相「言吹…？あぁ、今朝高熱が出たと電話が入ったから休みだ。」

麗「そう、ですか…」

Aちゃん、今日休みなんだ…

大丈夫かなぁ。

その日、私は心配であまり授業に力が入らなかった。