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そんな私の生活が変わったのは
高校二年生になってからだった。
別に今まで通り一人でよかった。
それは突然。
屋上でお弁当を開いた時だった。
「Aさん、私も一緒にお弁当いい?」
『誰』
「やだなあ、同じクラスの楓だよ!月島楓!!」
『月島さん?
ごめん、わかんないや。』
「ふふっ、Aちゃんってクール、かっこいい。」
これが私が初めて人に褒められた記憶。
『どうして月島さんは
私なんかとお弁当を食べようと思ったの?』
お顔的にも、性格的にもクラスで浮きそうにない
元気と正義感を持ち合わせた女の子。
これが楓への第一印象。
「Aさんと仲良くなりたいから!」
『えっ、それだけの理由?』
「これだけで充分!あと、月島さんって堅苦しいから、楓って呼んでね!私もAって呼ぶから!」
『あっ、うん、わかった。』
その次の印象は、強引。そして少し鬱陶しい。
なんだかんだそれから毎日一緒にお弁当を食べて
たまに帰り道に寄り道をして
結局仲良くなった。私の初めての親友。
クラスの輪に入れない私を
無理矢理、輪に入れようとすることもなく
でも私の意見も聞いてくれるすごくいい子。
でも、そんな楓を変えてしまう事件が起きた。
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アイ(プロフ) - うさぎさん» ありがとうございます(;;)私もうさぎさんの日向にナイフ楽しみにしてます! (2019年10月1日 8時) (レス) id: e2c25295c3 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - 灰谷のお話少ないから嬉しいです〜!!更新楽しみにしてます(^^) (2019年9月23日 9時) (レス) id: f502ef816a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アイ | 作成日時:2019年9月18日 12時