絆 ページ38
魔物の下へ向かい歩いていた。
と「俺はね、ドミちゃんにいつ打ち明ければいいか…迷ってた。」
と(あの時だって…)
ド『天空の地っていうところ行ってみたいな…w』
ク『怒りの火山…！』
よ『行けたらいいな〜w』
と『ドミニク＝レイナー、君は_____』
ド『…え？何か言いました？』
と『ん？いや？何も言ってないけど…？』
ド『そうですか…。』
と『…』
と「ずっと黙ってた俺を、許してくれるかな？」
ともさんは、悲しそうな顔で微笑む。
普通に生まれた命ではなかった。
物心ついた頃に気づく、“家族がいない”。
でも、誰も真実を話してくれない。
それは大きな不安を覚えたり、信頼を失うことになる。
…嫌われてしまうのが、怖かった…それが今のともさんの心境なのだろう。
ドミさんは前を向いたまま言う。
ド「私は怒ってなんかいません。嫌ってもない。それに…安心しました」
ア「安心？」
ド「根拠はないけど…とりあえず安心っていうか…？」
と「ドミちゃん…」
ド「とにかく！私は気にしてませんから先を急ぎましょう？まだ何かあるというのなら、すべてが終わったときにしてください。
大丈夫…絶対成功します。」
と「…ごめんね。」
ド「謝罪のお言葉はこれからは無視します」
と「……ありがと…w」
ド「こちらこそ。w」
今までの絆があってこその会話なのだろうか。
不安の色はまだ出ているが、ともさんは微笑んでいた。
ア「…さあ、どうしましょう？」
自分たちの目の前には、
イルドの村や森を破壊し続けた“魔物”が怒り狂ったかのように暴れている。
よ『ドミちゃんのその魔力があれば封印できるんじゃ…！バステンさん！』
バ『…よっぴ〜さんの言う通り、魔物を封印した英雄ルーマ＝ユーランは、大きな魔力を持っていました。だから封印できた。
しかし、ドミニクさんの魔力はまだ小さいと思われます。封印は困難です。』
わ『今の時代で魔法を持つのはドミニクさんだけ、なんかな…』
あ『アイクさん、アイクさんは魔力を持ってないの…？』
ア『…すいません。ルーマ＝ユーラン以来魔力を持つ者は現れませんでした。もちろん、自分も…。』
あ『そっか…』
頼りになるのはドミさんに受け継がれた魔力のみだと思っていた。
でも…もしかしたら。
自分にも何か出来るかもしれないじゃないか。
––––ふたりで、“封印”するんだ。
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areku6570289(プロフ) - 桜香さん» 気づくのが遅くなってしまいましたごめんなさい！更新が1ヶ月に1度という遅延型の小説を最後まで読んでくださったことに感謝です…！また機会があれば絡みましょ！！ (2019年4月24日 19時) (
レス) id: 5920de7b70 (このIDを非表示/違反報告)
桜香(プロフ) - 完結…お疲れ様です！！楽しみだったのが無くなるのはちょっと寂しいです…また、アレクさんの小説が読めたらいいなって思います。最高でした！そして71位おめでとうございます！最近絡んでいませんが、これからもたくさん絡みたいです！(^^) (2019年4月22日 23時) (レス) id: c024244abe (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - areku6570289さん» 評価が5票、☆おめですｗこの作品に票入れるの忘れてて急いでいれました！これからもガンバです(≧▽≦) (2018年11月11日 23時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
桜香(プロフ) - な、なんという展開…これは続きが気になるやつですね…続き楽しみに待ってますね！ (2018年11月11日 23時) (レス) id: ec0131c16f (このIDを非表示/違反報告)
りべんか(プロフ) - 設定がファンタジックでこれもいいですね！更新頑張ってください！ (2018年10月20日 20時) (レス) id: d3381e075e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：areku6570289 | 作成日時：2018年5月19日 20時
