異世界の片割れと青【あかがみん】

図書館 ページ4

『やだぁっ…っ』


________！


『忘れたくない…！____のこと！』


僕も_______のことを…！


『______！っ…！きゃああああああ！！！？』


やだっ！________ーーー！！！





ア「–––っ！！？」ガタッ


よ「アイクさん？！」

「あー…大丈夫と？」

ア「え…あ…！ご、ごめんなさい！」

「もーびっくりしたけんねw流石のわと先生も驚きよw」


なにやってんの自分のばか！！！

てか ワト＝ダニー先生…通称わと先生の授業で居眠りとか…w

おまけに衝動で席から立ったしw

わ「よし！今日の授業はここまでー！」

あ、終わっちゃったw

すると、わと先生がてけてけとやってきた。

わ「さっきは夢でも見とったん？」

夢…

ア「そう言われたらそうですね…もうあまり覚えてないんですけど」

よ「汗だくだったぞ。若干唸ってたし」

ア「え、嘘」

わ「何はともあれ、悩みがあればこのわと先生にry」

わと先生の話は聞き流しといて、汗だくで唸っていた…？

どんな夢見てたんだろ。


最後の一時間はずっと思い出そうとしたが儚く終わってしまった。

–––––

ク「…よっ。」

よ「どもっす。さっきぶりっすねー」

棒読みw

ク「さ、アイクさんはなに調べるの？」


天井が高く、どこからとなく神秘的な雰囲気の図書館。

ア「…英雄ルーマ＝ユーランについて、そして“時空の歪み”っていうのを調べようと思います」

よ「ルーマ＝ユーランなら、父さんに聞けばいいんじゃないか？」

ア「んー…聞いたことはあるんだけど、毎回同じことしか言わないし…全てを知りたいなって」

バ「そんなことなら僕も参加させてもらおうかな？」

ク「バステン先生……他の仕事は？」

バ「もうとっくに。」

ク「さすが。」

わ「あー！おった！」

バ「あら」

わ「バステンさん俺もついてくってのに置いてくってひどいっちゃね！？」

バ「わとさん、しー。」

ぴっと伸ばした人差し指を口に当て、しーのポーズ。

それが子どもに言い聞かせてるようでつい笑ってしまう。

それにつられて2人も笑い出した。

わ「もー！はよ調べるんよ！」

バ「あははww」

よ「仲良いっすねほんとにww」

ク「面白い…ww」

バ「話も合うからねぇ〜wさ、アイクさんの調べごと手伝うぜ」

ア「ありがとうございますw」

ク「じゃあ私はあっちの方で調べてる」

よ「俺手伝うわ」

ア「はーい」

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