接近 ページ29
天空の地の生き残りである“アンル”と別れ、
10人の旅人は“怒りの火山”へと向かっていた。
あ「だんだん近づいてきてるからかな、暑くなってきた」
し「ああ、さっきとは違う。気ぃ抜いたら倒れてまうで」
ソ「お空も…ちょっと黒煙が見えるわ。雲も灰色だし…」
ク「いい予感、はしないわね。」
わ「……」
よ「わとさん、どうかしたんすか？」
わ「あ、いや…な。なんであの魔物が復活してしまったのか。そしてイルドにいる理由…思い当たる節を考えとるんよ。これでも一応、ユーラン学園の教師やからな！」
ド「原因はまだわからないですか？」
わ「んー…情報も少ないからなかなか…w」
バ「まあ、封印してしまえばなんとかなると思うけど」
ア「そうですね…っ！」
と「あっつ！！」
急に熱いのがきた。
熱風だ。
と「もー、やだここぉ…」
まだ吹く熱風を、ともさんは愚痴を言いながらも自身の黒いマントで避けていた。
ア「っ……あ、れ…？」
ド「どうしたの？」
ア「…Yさん！」
よ「なんだ！？」
ア「肩車！肩車して！」
よ「え何、幼少期に戻りt」
ア「ちーがーう！！とにかく早く！」
よ「は、はい」
ア「………やっぱり！皆さん！あそこに黒い影が見えます！形からしておそらく…」
ソ「魔物…！！！」
そう、少しだけ見えたのだ。
ただ、身長の問題で見えなくなってしまった。
長身のYさんに肩車して貰えば、高いところを十分見渡せる。
ア「ありがとYさん」
よ「いえいえ全然ですよぉ」
ア「ご、ごめんって」
よ「怒ってねぇよwさ、行こうぜ！」
ア「うん！」
–––––
あ「いた…！魔物だ！」
し「ちゃみんあんま動くな！いつ地が割れて、噴火するかわかんねぇんだからよ！」
あ「わかってる！」
ク「…やっと見つけた…今度こそ倒す！！！！」
ソ「ともさん。どうしますか？
戦うか、逃げるか。」
と「“戦う”に決まってんじゃん！！！！！」
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areku6570289(プロフ) - 桜香さん» 気づくのが遅くなってしまいましたごめんなさい！更新が1ヶ月に1度という遅延型の小説を最後まで読んでくださったことに感謝です…！また機会があれば絡みましょ！！ (2019年4月24日 19時) (
レス) id: 5920de7b70 (このIDを非表示/違反報告)
桜香(プロフ) - 完結…お疲れ様です！！楽しみだったのが無くなるのはちょっと寂しいです…また、アレクさんの小説が読めたらいいなって思います。最高でした！そして71位おめでとうございます！最近絡んでいませんが、これからもたくさん絡みたいです！(^^) (2019年4月22日 23時) (レス) id: c024244abe (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - areku6570289さん» 評価が5票、☆おめですｗこの作品に票入れるの忘れてて急いでいれました！これからもガンバです(≧▽≦) (2018年11月11日 23時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
桜香(プロフ) - な、なんという展開…これは続きが気になるやつですね…続き楽しみに待ってますね！ (2018年11月11日 23時) (レス) id: ec0131c16f (このIDを非表示/違反報告)
りべんか(プロフ) - 設定がファンタジックでこれもいいですね！更新頑張ってください！ (2018年10月20日 20時) (レス) id: d3381e075e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：areku6570289 | 作成日時：2018年5月19日 20時
