【プロセカ】私と彼らだけの 2 ／ 反応集

ワンツー ページ29

前回文字数制限で言えなかったんですが今回の反応はちゃめちゃに長いです

死ネタ注意

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〈 天馬司 〉


「何を言っているんだお前は…？ちゃんと説明してくれ。おい、類」


神妙な顔つきで、辛さを隠すためと少し俯きながら貴女が亡くなってしまったことを告げる演出家

演出家の様子から冗談でも嘘でもなさそうだと悟った彼は、メールでいう件名しか言わない彼の腕を強く掴み内容を問います
然し彼は黙りを決めるだけで

「ッ類！！！！なんとか言ってくれッ……！」

悲痛に顔を歪め彼を揺さぶるも彼は何も言ってくれません
「僕だって何故あんな選択をしたかなんて分かるわけないだろう…！」とやっと喋ったと思えば今にも涙が溢れそうで

「ッ…すまなかった、」と彼に謝りに気まずい雰囲気が流れます
その空気感に耐えれなかった彼はセカイへ逃げます

「オレが…気づけなかったせいだッ…」と舞台の端の方に座り頭を抱えて涙をボロボロと零し貴女の事を思い出して
自身の綺麗な髪の毛をくしゃりと掴んで「オレのせいだ」と壊れたおもちゃのように言い続けます

彼の心は貴女がいたから保てていたのに、貴女がいなくなってしまった事で壊れてしまいました
貴女が戻ってこない限り彼の心は元には戻りません

もう戻ってこないのはわかっているのに










〈 神代類 〉


「ああ、知っているよ。全部、知っているとも」


泣いた後なのか目が赤く腫れている彼から貴女が命を絶ってしまったことを聞かされる彼

ですが彼は平然とした様子でそう言います
いつもと変わらぬ様子の彼に、座長は「何故そんなにへらへらとしていられるんだ」と怒りを含んだ声でそう彼に聞きます

彼は目を見開いた後に「ああ、いつも通りに見えているなら良かった」と意味深なような言葉を告げて座長に背を向けてどこかへ向かいます

向かった先はいなくなってしまった貴女の部屋
「A、俺は許さないよ。俺を置いていってしまったこと」と怒りと悲しさを混ぜた声で貴女の部屋にポツンと立ったまま言います

「どこへ行っても僕は君のそばにいるよ」と徐にカッターを持ち出し自身の首元へ当てます
きっと貴女が亡くなるまで、辛くて苦しかっただろうから
自分もそれ相応の痛みを抱えて貴女を迎えに行くと

笑顔にする事が役目の彼から、笑顔は消えていて










〆

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