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冬弥くんと外の空気を吸いに行ったあと、
そのまま2人で教室に戻った
互いに自分の教室に戻らないといけないからと、1Cの教室のドアの前で手を振って別れて教室に入れば、
結構焦った様子で私の肩を掴んできた彰人
状況が全く掴めないんだけど取り敢えず落ち着いて
『どうしたの？そんな焦って』
「どうしたの？はこっちのセリフだ。お前今までどこに行ってたんだよ」
『どこって…玄関だよ。冬弥くんと空気吸いに行ってた』
そう伝えれば彰人は膝から崩れるように自分の席に座った
何で彰人がこんなに焦っているのかは分からないけど、
取り敢えず落ち着いたようなら良かった
五限目も始まるし、私も席に着いて教科書や筆箱やらを取り出す
五限目は昼食の後っていうのも相まって眠気が倍増する
だけど今日は少しだけ目が冴えている気がする
多分空気を吸いに行ったからかな
今日は授業を六割くらいなら聞けそう
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『やーーーっと授業終わった〜〜！！』
「やけに元気だな…、それに珍しく真面目にノートまで取りやがって」
『ふふん、冬弥くんと外の空気を吸いに行った甲斐があるってもんよ』
ドヤ顔かましながら彰人にそう言えば心底興味無さそうな顔して「そーかよ」って返された
仮にも幼馴染と相棒くんの仲良しエピソードなんだから少しくらい興味持ってほしいものだよ
まぁいつもの調子のようでよかったよ(半ギレ)
『あー、早く帰って寝ようかな』
「やっぱり眠たいんじゃねぇかよ」
『そりゃ六限目英語とか眠くなるに決まってるじゃん』
辛うじてノートは取れたけど最後の方とか字に力入ってなさすぎて何書いてるか分からない
やっぱり空気吸うだけじゃダメかも…(当たり前)
「んじゃ、気ぃつけて帰れよ」
『あれ、もう帰るの？早いね』
「おう。この後部活のヘルプで呼ばれてんだよ」
『あー、そうなんだ。頑張れ〜』
「ん、サンキュー。じゃあな」
『うん、またね〜』
教室から出ていく彰人の背中を見送ったあとに
私も続くように立ち上がって玄関に向かう
いつも彰人と一緒に帰っていたけど、最近はめっきり無くなった
中学の時はお互い別の部活に入ってたけど、
玄関で落ち合ったりしていたもんだから、
高校生になって少しだけ距離が遠くなった感じがする
別に前の関係に戻りたいとかはないけど、少しだけ寂しいと思ってしまうところもある
この寂しさを埋めるのってどうしたらいいんだろうね
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ステッキ(プロフ) - みそさん» 類くんオチにしつつ神高男子をメインにしたいなぁ…という😌神小説だなんて大層な…！！ありがとうございます😭🙏🏻モチベになります💪🏻 (2月12日 23時) (
レス) id: c7ba044402 (このIDを非表示/違反報告)
みそ - 類メインかと思ってたけど彰人が結構でてきてもうなんか、、ちゅきーーー！！こんな神小説を作って下さりありがとうございます！ (2月12日 19時) (レス) @page17 id: 10491548f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ステッキ | 作成日時：2024年1月24日 19時
