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「ほう、その少し変わった後輩に告白されたと……」
『ああ、苗字すら分からないんだ』
屋上にて、司くんに先程の件を相談する
恋愛経験がないわけではないけれど、
珍しい事例だった為どう対応すれば良いか困っていた
名札を確認しておけば良かったんだけれど、
気づいた時にはもういなくなっていたもんだから
どうしようもない
「類はその子についてどう思うんだ？」
『どう…か、どうとも思ってないよ。変わった子、という認識だね』
好きか嫌いかなんてまだわからない
下手に目立ってしまったのは事実だけど、
前々から目立った存在だったのは変わらない
寧ろあの子の方があんな風に目立ってしまって大丈夫だったのか
衝動的に言ってしまったように見えたから
後々引きずらないと良いんだけどね
「オレもその子のことをよく知らないからな…、何とも言えないが、せっかくの好意を無下にするのも不興を買うだろう
無理に関わらなくてもいいが、自分の思いくらい相手に言っておいた方が互いにいいんじゃないか？」
『思い、か…、知り合いですらないから好意を受け取ることは今のところは難しいかな』
「そうだな…、ならその趣旨を相手に伝えたほうがいい。
そこから友達になるもよし、そして付き合うのもよし！
類に春が来そうなことは喜ばしいことだからな！」
『まだ付き合うとは決まってないよ司くん』
司くんは相談相手にはピッタリだけれど、少し未来の話をしすぎだね
僕の中ではあまり関わらないようにしようと思っていたんだけれど…
まぁ、このことを今の司くんに伝えるのも気が引ける
「ところで類、何故オレは縛られているんだ」
『ん？ああ、またいい演出を思いついてねぇ。早速だけど司くん、飛んでみようか』
「その飛ぶ方法は現実的な方法なんだろうな？？
おい、人の話を聞け類！！！その爆弾らしきものに火をつけるな──」
(学校からは聞こえてはいけない爆発音)
「うぎゃあああああああ!!!!!」
『おや、予想より少し威力が高かったね』
花火のように輝いてるよ司くん
※ ちゃんと救済措置は用意してあります
※ 1Cにまで聞こえてました
※ この後バチボコに怒られたのは言うまでもない
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〜 同時刻 1Cの様子 〜
「ッなんだ今の爆発音！？」
「もしかして神代先輩かな…！？」
「お前は嬉しそうにすんな！！」
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ステッキ(プロフ) - みそさん» 類くんオチにしつつ神高男子をメインにしたいなぁ…という😌神小説だなんて大層な…！！ありがとうございます😭🙏🏻モチベになります💪🏻 (2月12日 23時) (
レス) id: c7ba044402 (このIDを非表示/違反報告)
みそ - 類メインかと思ってたけど彰人が結構でてきてもうなんか、、ちゅきーーー！！こんな神小説を作って下さりありがとうございます！ (2月12日 19時) (レス) @page17 id: 10491548f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ステッキ | 作成日時：2024年1月24日 19時
