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日は意外とすぐに経つもんで、今日は彰人と神代先輩と
彰人からは
彰人もう着いたぞ
という連絡をもらっているから足早に集合場所へと向かう
神代先輩とは連絡先を交換してないので今どういう状況なのかは分からないけど、
流石に約束破ったりはしないでしょ
まぁ集合場所30分遅刻で来なかったら彰人の上着を濡らすことになるけど ← 上着をハンカチにするつもり満々
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集合場所付近まできて辺りを見渡す
もう彰人はいるらしいからあのオレンジ頭を見つければいいんだけど
休日ということもあってか派手髪を探すのも少し骨が折れる
『……！いたいた！あきとー！！』
見慣れたオレンジ頭を見つけてぶんぶんと手を振る
私の声に気がついたのかこっちを一瞥した後に般若のような顔に変わる
待ってなんであの人あんなに怒ってるの？？
人ってあんな顔出来たのかってくらい怖い顔してるけど
ズンズンと大股で距離を詰められて少しずつ後ずさる
激おこ彰人の後ろの方に目をやれば神代先輩がこちらに気がついたのか私たちの様子を見ていた
私服姿も美しいですね(場違い)
そんな感じに見蕩れていれば胸ぐらを掴まれて踵が浮く
掴んでいる相手は紛れもない幼馴染の彰人
「おい、ンでこいつが居んだよ」
『ギブ、ギブ。死んじゃうから一旦離して、彰人。聞いてる？？』
青筋たてて私の胸ぐらを容赦なく掴んで持ち上げてくる彰人
傍から見たら人の多いところでカツアゲされてるように見えなくもない。通報受けそうなのと結構首が絞まって息が出来ない
助けて。とりま助けて
というか先輩のことコイツ呼びしてたよね？？
何？？どうしたの？？先輩のこと嫌いなの？？？
「仲がいいのはいいことだけれど、Aくんが苦しそうだよ。落ち着いておくれ」
彰人を私から引き剥がしてくれた先輩
穏やかな表情しながらもどこか怒っているようにも見えて、
結構嬉しくなった
緩む口角を抑えてとにかく平然を装う
『ごめんね彰人。言い忘れてたんだけど…今日神代先輩もいるよ』
「言うの遅せぇよ」
『ごめん』
「ふふ、歓迎はされていないようだね」
「…まだあんたのことよく分かってないんで」
「それは僕もだよ。まぁ、今日で知っていければいいんじゃないかな」
「…はぁ……」
彰人の傍にいたからほんと聞き間違いかってくらいだけどちーーっちゃい声で「掴みどころがわかんねぇ」って聞こえた
それはわかる
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ステッキ(プロフ) - みそさん» 類くんオチにしつつ神高男子をメインにしたいなぁ…という😌神小説だなんて大層な…！！ありがとうございます😭🙏🏻モチベになります💪🏻 (2月12日 23時) (
レス) id: c7ba044402 (このIDを非表示/違反報告)
みそ - 類メインかと思ってたけど彰人が結構でてきてもうなんか、、ちゅきーーー！！こんな神小説を作って下さりありがとうございます！ (2月12日 19時) (レス) @page17 id: 10491548f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ステッキ | 作成日時：2024年1月24日 19時
