✧ ワンツー ページ39
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〈 天馬司 〉
「うおおぉぉぉぁぁ!?!?お、お化けぇぇぇ!!!」
普段の数倍、数十倍と大声で叫びます
そんな彼の様子に貴女はお化けというより彼の叫び声に驚きます
元々お化け屋敷にはあまり前向きではなかった彼ですが、貴女の頼みならばと怖いのを我慢して入ってくれたようで
最初の方は未来のスターだからと言って怖いのを我慢していましたが、容赦なく驚かしてくるお化けにとうとう叫んでしまいます
そこからは終始貴女の服を掴み後ろに隠れ「あ、後どのくらいでつくんだ…??」とビビり散らかします
『大丈夫?』と聞けば「あ、ああ…何たって未来のスターだからなっ…」と見栄を張りますがもう遅く、また次々にお化けに驚かされてしまいます
順番待ちの人たちも彼の叫び声に驚き、お化け屋敷は繁盛したんだとか
〈 神代類 〉
「フフ、皆楽しそうだねぇ…」
穏やかに微笑みながら彼は屋上から人の波を眺めながら呟きます
騒がしいのが大好きという訳ではない彼は、最愛である貴女と一緒に居れたらそれで満足です
『随分人が多いね、類は屋台巡らないの?』と貴方が彼に問えば「ああ、僕はいいよ。Aこそ、行きたいところがあるんじゃないのかい?」と質問を返されます
『行くなら類とがいいから』そう貴女に彼は少し黙ったあと「少し人が少なくなれば一緒に行こうか」と提案してくれます
貴女となら雑踏の中でも楽しめる、そう思っているからこその提案で
貴女はそんな彼の提案にどう答えるか
今から手を引っ張って行っても彼はきっと着いてきてくれるでしょう
〆
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作者名:ステッキ | 作成日時:2023年9月25日 14時