ワンツー ページ35
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〈 天馬司 〉
「うっ…!?あ、ああ…お、美味しいぞ、うん…」
どんどん声が小さくなっていきながらも、美味しいと言ってくれます
それは貴女を傷つけないための彼の優しさです
ですがそんな優しい彼でも食事していた手を止めてしまいます
料理を掬い上げることすら出来ずに、ただただ料理を見つめるだけで
『美味しくなかった…?』と不安そうに聞く貴女に、彼は首を横に振り腹を括って料理を口に運びます
拒否反応か食べ物が喉に突っかかり、吐き出しそうになるも何とか飲み込み「お、美味しいぞ!!」と普段より覇気のない声で言います
ですがこれじゃ貴女の成長に繋がらないので「今度はオレと一緒に作ってみないか」と提案してくれます
〈 神代類 〉
「っ…!な、うん…とても芸術的な味、だね…」
貴女の手料理に心躍らせていた彼ですが、その期待は打ち砕かれ今にも戻したくなるような味でした
顔を引き攣らせ何とか味の感想を言うも出た言葉は何とも言えない感想で
貴女は『美味しくない…?』と不安そうに聞きます
「いや、まぁ…人によっては美味しいはずだよ」と遠回りに不味かったと言われます
『ごめんね、』と料理を、下げようとする貴女の腕を掴み「僕はまだ美味しくないと言っていないよ」と言い料理を口にかき込み間食してくれます
その後アドバイスをくれ試食係になってくれます
〆
怪我をした時の反応 / BAD DOGS→←夢主の料理が不味かった時の反応 / BAD DOGS
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作者名:ステッキ | 作成日時:2023年9月25日 14時