六皿目 ページ7
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「ねぇねぇお姉さん!名前なんて言うの?
僕は江戸川コナンっていうんだ!」
『……』
「お姉さんさっき自分のことAって呼んでたよね?Aって名前なの?」
『あっ…!』
「なに?」
席に寄ってきたコナンくんをまるで居ないかのように
ニコニコとこちらを見ていたが、何かに気付いたのか声をあげた。
『Aお兄さんの名前聞いてなかったぁ。お兄さんって
なんてお名前なの?』
「え、お姉さん?(無視かよ)」
「(コナンくん…)僕は安室透っていいます。ここでバイトしてるんですよ。貴方のお名前も聞いていいですか?」
『A?Aはね、櫻坂Aっていうの!お兄さんのこと透さんって呼んでいーい?AのこともAって呼んで?』
完全にコナンくんを無視するAさんに苦笑を零し
自己紹介をした。
櫻坂A…確か櫻坂は警視副総監の苗字だったな。
関係無いだろうが。
「いいですよ、呼び方はなんでも。Aさんですね。」
『A!』
「え?」
『Aって呼んで?さん付けやだ』
どうせここに来る高校生にあむぴなんて不名誉なあだ名で呼ばれてるし、それに比べれば下の名前で呼ばれるなんて大した事ない。
さん付けで呼べば、それが不服だったのか、ぷくぅ、と
まろい頬を膨らませ拗ねていた。
……可愛過ぎるな?
「……分かりました。A、ですね。」
『うん!!』
「ではA、ご注文はどうされますか?
お勧めは僕の作るハムサンドなんですが。」
『透さんが作るのっ?だったらAそれ食べるー!』
「飲み物はどうしますか?」
『なんでもいいよぉ。透さんが作るならなんでも!』
にこにこー!と可愛らしく笑って、僕が作るものならなんでもいいなんて言う彼女にきゅんとしない方が可笑しいな?
とりあえずカフェモカでも入れよう。あんなに料理上手なAに作るのは少し緊張するな。
「あの…A組に転校してきた櫻坂さんだよね?」
『……そうだけど?』
「私、毛利蘭っていいます!」
「あたしは鈴木園子!前から話題の転校生と喋って見たかったのよ!隣座っていいかしら?」
『別にいいけど。』
「僕も!僕もお姉さんとお話する!」
「ごめんなさい、コナンくんも一緒にいいかな?」
『勝手にすればぁ?』
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瑠璃(プロフ) - にこさん» すみません、どこの話数でしょうか? (2022年3月27日 23時) (レス) id: 880d6fe888 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - 何故、安室さんの本名呼んでいるんだ? (2022年3月27日 18時) (レス) @page12 id: 98deb38477 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 皇さん» ご感想ありがとうごさいます!これからも更新していきますので楽しんで読んでもらえたなら幸いです。 (2022年2月24日 20時) (レス) id: 880d6fe888 (このIDを非表示/違反報告)
皇(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!!これからも更新楽しみにしています! (2022年2月24日 16時) (レス) @page38 id: 5e661ff29a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠璃 | 作成日時:2022年2月19日 5時