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何事もなかったように話すユウタさんを見て、心臓がぎゅうとなった。
すると、ジェヒョンは
「はい、俺はAを傷つけるようなことはしないので。」
真剣な表情でユウタさんにそう言う。
空気が重かった。
それだけジェヒョンが真剣に言ったからだったからかもしれない。
ユウタさんはジェヒョンを見つめていた。
何を思ってるのか考えてるのか分からなかった。
ユウタさんもまだご飯が残っていたのに片付け出してしまった。
立ち上がって、その場を去る時に…
「…これだけは覚えておいて。
守れるのは…
ジェヒョン、お前じゃない。」
ユウタさんが言った言葉はなんだったのか。
それだけを言い放って自分の部屋へ行ってしまった。
「…俺も認めないから。」
ドヨンオッパも同じようにまだ残っているご飯を持って立ち上がってしまった。
「俺も…」
マークも同じように…
こんなはずじゃなかった。
ただみんなで幸せに朝ご飯を食べて、みんなに「行ってらっしゃい」を言えたらそれで良かったのに。
その日から、ユウタさんテヨンさんとは話すことがなくなった。
いつも助けてくれたユウタさんがもういない。
やっと心を開いてくれたテヨンさんからまた嫌われてしまった。
私はただ普通にみんなと仲良くしたかっただけなのに…
お母さん…
私はどうしたらいいのかな…
久しぶりにお母さんに電話をすることになった。
久しくお母さんの声は聞いてない。
今まで話せなかったことは山ほどある。
たくさん話して相談に乗ってもらおう。
元気にしてるかな？
私が日本にいて、お母さんが韓国にいた時はいつも電話をしてくれていたのに私は放っていてばかりだった。
やっとお母さんの声が聴ける。
そう思っていた…
電話に出たのはお母さんではなかった。
「もしもし。Aちゃん、ごめんね…」
『おばさん？』
「ずっとお母さんに言わないでって言われてたんだけど…」
母は日本で病気と戦っていた。
1度倒れてからまた倒れたらしい。
私には心配させたくないと言ったらしい。
なんで…
なんでそんなになるまで我慢するの？
幸せはずっとは続かない。
この時に初めて学んだ。
日本に帰らなくちゃ…
私のお母さんはたった一人しかいないんだもん。
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もんまん - ぷぅさん！今更ながらこの作品を読ませていただきました。ですがTwitterのアカウントをどうしても見つけられなくて泣もしまだ活動されていらのならば続きをとても読みたいので教えてくださると嬉しいです!! (2020年4月26日 14時) (
レス) id: e39993d1ed (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつぃ - 更新ありがとうございます（泣）めっちゃ面白いです（泣） (2018年1月25日 14時) (レス) id: 9467b16ac1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷぅ | 作成日時：2018年1月25日 2時
