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「良いっていうことだよね？」
『う、うん。』
「大丈夫。俺を信じて。」
ジェヒョンは私の手を握る。
こんなことをして何になるんだろう。
こんなことでユウタさんがヤキモチなんか妬くわけがない。
私のことなんて…
好きじゃないのに…
思い出すだけで辛い。
まだ彼が好きだから…
みんなが先に朝ごはんを食べている中、私とジェヒョンは手を繋いだままみんなの元へ向かった。
「ジェヒョナとA…なんで手繋いでるの？」
目を真ん丸にして驚いた顔をしたマークが聞いてくる。
「Aが気分良くなったからご飯食べれるって。だから俺が連れてきた。」
「そうなんだ…A、良かったね。」
『マークごめんね。心配させて…』
「ううん。Aが大丈夫そうなら良かったよ！」
すると、急にテヨンさんが立って食べ終わってもいないのにお皿をキッチンに持っていく。
まだ怒ってるんだな…
私の顔を見たくないんだもんね。
席に座ると、ユウタさんと目が合う。
気まずい私達はお互いに目をそらす。
それでもまだ私はユウタさんのことが好きだからまた彼を見つめてしまう。
いつまで彼を見つめても見返してくれることはないのに。
昨日のことがまだ頭から離れない。
大好きな人はそう簡単には忘れられないように出来てるのかな？
泣いたのが丸分かりの目をして
私は何をしてるんだ…
ユウタさんばかりを見つめていて何が変わるの…
ドヨンオッパがジェヒョンと私の顔を交互に見た。
「そのブレスレットどうしたの？」
「何が？」
「とぼけるなよ。お前とAが付けてるブレスレットだよ。」
「いちいちヒョン達に言わないとダメ？同じのを付けてるだけなのに。」
「それが問題なんだよ。」
「ヒョンには関係ないよ。」
「そうか。俺はただ見せつけるようにしてるのが気に食わないだけだ。」
「俺達…付き合ってるんで。」
私はジェヒョンと約束をした。
たとえ、テヨンさんに嫌われてもユウタさんだけには嫌われたくない。
好きになって欲しくて…
こんな馬鹿げた約束をしてしまった。
一番最初に言葉を発したのはユウタさんだった。
「そう、良かったじゃん。」
昨日のことはなかったことだ。
そう言われてるみたいだった。
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もんまん - ぷぅさん！今更ながらこの作品を読ませていただきました。ですがTwitterのアカウントをどうしても見つけられなくて泣もしまだ活動されていらのならば続きをとても読みたいので教えてくださると嬉しいです!! (2020年4月26日 14時) (
レス) id: e39993d1ed (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつぃ - 更新ありがとうございます（泣）めっちゃ面白いです（泣） (2018年1月25日 14時) (レス) id: 9467b16ac1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷぅ | 作成日時：2018年1月25日 2時
