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「今度ジャンケンにしよ!」


「負けるからそうやって言ってますよね?!」


「ん、ちょっと待て。電気ついてる。」







水を止めると水の音が消えて
周りの音が聞こえる。




そう気付いた時には遅かった。









「俺より先に入った奴、誰






だよ…」









え…




え?!









「またあんたか!」


『ご、ごめんなさい!今日は…今日は…』






今日は…って日本語で言ったってわかるわけがない。
どうやってゆったらいいんだっけ…


あー、もうどうしよ…







「ドヨン、ユウタ呼んできて。」








「お手伝いさん、何も言わずに家に入るっておかしくないですか?ここは俺達の家ですよ。」


『ごめんなさい…』


「もういいけど、僕を驚かすのはもうやめてくださいね。」


『本当にごめんなさい…』









「テヨン、どうしたの?大丈夫?」


「お、ユウタ〜。この子、あの日本人の子だろ?」


「あ!そうや!元気にしてた?」







この人…本当に日本人なの?



その人は私の方へ来るとしゃがみこんで同じ目線で話しかけてくれた。






「やっぱり来てくれたんやな〜今日は俺ら仕事変更になったんだよ。」


『あの…』


「俺の名前はユウタ。で、こいつがテヨン。」


『…ユウタさんとテヨンさん。』


「俺のことはユウタでいいよ。今日は顔隠さへんの?」






あ、全然忘れてた…
でももう遅いか…







「お手伝いさんの名前は?」


『私はAです。』


「Aちゃんか…なんか聞いたことあるな〜」






彼はそう言って微笑むと
私の頭を撫でた。







「お手伝いさんじゃなくてこれからはAちゃんやな。Aちゃん、お仕事頑張りなよ。」









彼は立ち上がると「Aちゃんのお仕事の邪魔やからな〜」って言いながらテヨンさんを連れて行った。





また急に独りになった、私。


母としか電話で会話をしていないから久しぶりに他の誰かと会話をした気がする。





ここに住んでる人みんなあんなにかっこいいの?私、どうにかなりそう。
すぐ緊張してしまう私の悪い癖が出てしまう。

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設定タグ:NCT127 , NCT , テヨンユウタ   
作品ジャンル:恋愛
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ぷぅ(プロフ) - ぱくつぃさん» ぱくつぃさん、コメントありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2018年1月25日 1時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつぃ - めっっっちゃおもろいです!!早く読みたいです!!更新お願いします!!! (2018年1月24日 17時) (レス) id: 9467b16ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - あゆさん» あゆさん、ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年1月21日 17時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしてます(*´˘`*) (2018年1月19日 19時) (レス) id: 3f60a908f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷぅ | 作成日時:2018年1月5日 21時

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