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なんでテヨンさんいるの。
気まずくてしょうがない。
ユウタさんはあらゆるところに靴下が落ちていたり片方なかったり…
ちょっと雑だったことに対してテヨンさんが少し怒っていた。
でもユウタさんは「しょうがないじゃ〜ん。サンナムジャだから!」っていつもそれを理由にしているのか。
テヨンさんも呆れていた。
「ユウタ、これはどこに入れる?」
「あ、それはこっち!」
「ユウタ、これは?」
「これはこっち!」
「ユウタ、これもこっち?」
「これも!…ってテヨナ、めっちゃ聞いてくるけど大体わかるやろ?!」
「だって全部ぐちゃぐちゃなんだもん!」
「それは…そうやな…でも俺が分かればええねん!」
「なにそれ。大体さっきから靴下も片方ないの多いし、ちゃんと自分で掃除してる?」
「Aちゃんがやってくれてるから…いいかな〜と思って…」
「家政婦の仕事増やしてどうするんだよ。忙しくても俺は少しでも掃除してるよ。はぁ…もういいよ。それがユウタらしいっちゃユウタらしいから。」
「ごめん…これからはちゃんとやるよ。」
「じゃあこれからは置く場所決めよう。これはここで、これはここ。わかった?」
「はい!分かりました!」
ユウタさんとテヨンさんは仲がいいのか悪いのか…
でも気難しいテヨンさんがこんなにも気を遣ったりしているのはやっぱり仲がいいからなのかな?
いや、むしろ気を遣ってない。
なんなんだ、この2人。
というか…
この衣替えと部屋の掃除…私いる?
私がいなくても2人で出来てるじゃないの。
『ユウタさん、私もうそろそろ夕ご飯の支度があるんですが…』
「あ、ほんまに?もうこんな時間か。それやったらもうええよ!ありがとうな、Aちゃん。」
『いえ、最後までお手伝いできず…すみません。』
「いいのいいの!テヨンおるし!」
やっぱりテヨンさんいるからいらないじゃん。
なんだろう。
このモヤモヤする感じ。
ユウタさんをテヨンさんに取られたような…
「うわ〜、これめっちゃ美味しそう!」
私が料理をするやいなやジェヒョンがキッチンに来た。
『ジェヒョナ、まだ私なにも作ってないけど。』
「しー、ちょっとAに1つ提案があるんだけどさ。」
『…なに?』
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ぷぅ(プロフ) - ぱくつぃさん» ぱくつぃさん、コメントありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2018年1月25日 1時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつぃ - めっっっちゃおもろいです!!早く読みたいです!!更新お願いします!!! (2018年1月24日 17時) (レス) id: 9467b16ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - あゆさん» あゆさん、ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年1月21日 17時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしてます(*´˘`*) (2018年1月19日 19時) (レス) id: 3f60a908f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷぅ | 作成日時:2018年1月5日 21時