41 taeyong ページ41
ご飯を食べた後、いつものようにユウタが「ウィン子〜、ちょっとこれ手伝って。」と言うと、ウィンウィンはユウタの隣に移動して2人で仲良くゲームをしていた。
そこにテイルヒョンが「また2人でゲームやってんの?」と2人の間でゲームをしているのを見ていた。
さっきまでジェヒョンと話していたAはそんな3人を見つめていた。
だけど何故か悲しい表情をしている。
すると、俺の視線に気づいたAはびっくりした顔をした。
俺は急に恥ずかしくなって自分の部屋に戻った。
3人で仲良くしていたのが嫌だった?
嫌いな奴がいたり?
いや、そんなことはない。
ウィンウィンもテイルヒョンもおっとりしてて嫌がるような相手じゃない。
ユウタは日本人だし、Aにも優しい。
って…
俺、最近本当におかしい。
ずっとあいつのことばっかり…
「ヒョン、何してるの?」
『うわ!びっくりした…ノックくらいしろよ。』
「ドア空きっぱなしだったし、さっきから話しかけても反応がなかったからどうしたのかなって思ったんですよ。で、何か考えごとですか?」
ジェヒョンが意地悪な笑顔で話しかけてくる。もう既に嫌な予感しかしない。
『別に何もないけど。ジェヒョナこそどうしたんだよ。』
「ヒョンはすぐ顔に出るからな〜」
『なんだよ、それ。』
「ふふ、別に何もないですよ。」
『何もないわけないだろ。』
「じゃあ、俺からヒントあげますね。Aは誰のことが好きだと思います?」
『なんだそれ。何が言いたいんだよ。』
「あー、せっかくヒント教えてあげたのに。」
そんなの少し考えばすぐわかる。
いつも賢くて何でもこなしてしまうジェヒョンはもう全て分かっているようだった。
『それってもしかして…ユウタか…』
「さぁ?どうですかね…」
ユウタの部屋へ2人が入っていくのを見てしまった。
さっきのジェヒョンの言葉が頭の中でフラッシュバックしてくる。
Aがユウタのことを好き?
それが俺とどう関係があるんだよ。
でも…
なんでか胸が痛む。
今2人が何をしているのかすごく気になってしまう。
関係ないと思っていても
頭の中ではわかってるはずなのに
心が一致にしない…
俺は何故かわからないけど
なんだか居ても経っても居られなくなった。
気づいたらユウタの部屋の扉を開けていた。
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ぷぅ(プロフ) - ぱくつぃさん» ぱくつぃさん、コメントありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2018年1月25日 1時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつぃ - めっっっちゃおもろいです!!早く読みたいです!!更新お願いします!!! (2018年1月24日 17時) (レス) id: 9467b16ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - あゆさん» あゆさん、ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年1月21日 17時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしてます(*´˘`*) (2018年1月19日 19時) (レス) id: 3f60a908f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷぅ | 作成日時:2018年1月5日 21時