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これは帽子だから上の方に置いた方がいいよね…


帽子はクローゼットの上の方にたくさん並んでいた。



これ、私届くかな…


でもユウタさんはいらない服といる服を品定めしてるから忙しそう…








私は精一杯背伸びをしてなんとか1つだけ上の方に届いた。



この調子ならあと3つできるぞ!









帽子を上の方に届かせようとまた背伸びをした。









その時…









ユウタさんの手が後ろから伸びてきて私の手から帽子を取ると簡単にクローゼットに帽子を届かせた。







う、後ろにいるよね?




どうしよう…
どうしよう…






ユウタさんの息する音が背中に感じる。







私は何故か緊張しまくりで何を考えたのか、急に後ろを振り向いてしまった。









「Aちゃん、届かないんだったら言ってくれ…わぁ!!」









私がいきなり後ろを振り向いたからユウタさんはびっくりしていた。





またやらかしてしまった。



ユウタさんと離れないと!と思うばかりにユウタさんを突き飛ばそうとしてしまった。







でもユウタさんは私がバランスを崩したと思って支えてくれた。





私の手はユウタさんの胸板に…









ドクン…ドクン…









これはユウタさんの心臓の音なのか



私の心臓の音なのか









よくあるラブコメのワンシーンかと思うほどベタな格好になってしまった。








「大丈夫?」


『え?!あっ…は、はい!だ、いじょうぶです。』









私の腰を支えてくれていたユウタさんの手はパッと離れてユウタさんも少しだけ恥ずかしそうにしていた。





「…ごめん!ここは…もういいよ。帽子は俺がやるから。」


『わ、私こそすみません!』


「俺は大丈夫。Aちゃんが怪我しなくて良かったよ。」






そう言うといつものようにニコッと笑ってくれた。



ユウタさんはいつもこうやって私にやさしくしてくれる。
嫌いになんかなれない。


もう好きでいいや。
だって好きなんだもん。









急に部屋のドアがバタンと開いた。






そこには









怖い顔をしたテヨンさん。









「俺も…」


「テヨナ〜、どうした?」









テヨンさんどうしたんだろう…









「俺も…」


「俺も?」









「俺も…手伝う…」









え?!








せっかくユウタさんといい感じだったのに…

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設定タグ:NCT127 , NCT , テヨンユウタ   
作品ジャンル:恋愛
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ぷぅ(プロフ) - ぱくつぃさん» ぱくつぃさん、コメントありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2018年1月25日 1時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつぃ - めっっっちゃおもろいです!!早く読みたいです!!更新お願いします!!! (2018年1月24日 17時) (レス) id: 9467b16ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - あゆさん» あゆさん、ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年1月21日 17時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしてます(*´˘`*) (2018年1月19日 19時) (レス) id: 3f60a908f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷぅ | 作成日時:2018年1月5日 21時

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