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そして、私はすぐに朝ごはんの準備に取りかかろうとするとテヨンさんが既に用意をしてくれていた。
『あ、テヨンさん。すみません!』
「もう体調は大丈夫?」
『はい!テヨンさんのおかげで治りました。』
「そう…良かった。」
『あの…』
「…ん?」
『昨日のお粥と飲み物ありがとうございます…』
「…うん、別に大したことしてない。」
素っ気なくても…
もうテヨンさんが優しいっていうのが分かったからそれだけで十分うれしかった。
「Aは座ってな。俺が作るから。」
今…
名前呼んでくれた?
「なに?ずっと見つめてきて。」
『あ、いえ…』
「早く座りなよ。」
『あ、ありがとうございます…』
びっくりした…
でもこれって仲良くなれたってこと?
嬉しい…
自然と顔がほころんだ。
自然と嬉しさが顔に出てしまった。
「Aちゃん、おはよ。何笑ってるん?」
『あ、ユウタさん…』
「なんかいい事でもあったん?」
『え?!いえ…別に…』
「ふーん。教えてくれへんの?」
『いや…その…あんまり大声では…』
すると、ユウタさんは私に耳を傾けてきた。
私はユウタさんの耳に内緒話で
さっきのテヨンさんの話をした。
「…良かったやん。」
ユウタさんはにっこり笑って返してくれた。
うん、良かった。
ユウタさんのおかげで
テヨンさんと少しずつでも仲良くなれた。
私、今1番幸せかもしれない。
こうしてみんなでご飯を囲んで
楽しくご飯を食べれて…
今までずっと1人で食べて過ごしてきた。
ユウタさんも
テヨンさんも
みんな笑ってる…
ジェヒョンが「朝ごはんはこうしてみんなでご飯食べようよ!」そう提案してくれた。
とっても嬉しかった。
テヨンさんも「別にいいよ。」ってまた素っ気なかったけど反対はされなかった。
ドヨンオッパも「お前が一緒にAと食べたいだけだろ?!」って怒ってたけどみんなもそれで笑ってた。
ドヨンオッパもおかしくなって
またみんなで笑ってた。
でも…
この日から事件が起こった。
日本では
私のたった1人の大切な人が…
幸せはいつまでも続かない。
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ぷぅ(プロフ) - ぱくつぃさん» ぱくつぃさん、コメントありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2018年1月25日 1時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつぃ - めっっっちゃおもろいです!!早く読みたいです!!更新お願いします!!! (2018年1月24日 17時) (レス) id: 9467b16ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - あゆさん» あゆさん、ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年1月21日 17時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしてます(*´˘`*) (2018年1月19日 19時) (レス) id: 3f60a908f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷぅ | 作成日時:2018年1月5日 21時